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2009年12月

2009年12月31日 (木)

紅白星合戦

こんばんは 千夜人です。
今年も残すところあと数時間です。
大量の栗きんとんも炊き上げたし、あとはお蕎麦と紅白+みかん・その他です。

しんしんと雪が降っていますが、この雪雲の上にはオリオン座が輝いている季節です。
小学生も理科で習う冬の代表的な星座ですが、
明るい星と整った星並びから、冬だけではなく星座の中の星座と評する人もいます。
今は何年生で教わるのでしょうか? オリオン座には1等星がふたつあります。
オリオンの肩に輝く赤い星「ベテルギウス」と、足に輝く白い星「リゲル」です。
三ツ星を挟んで相対するこれらふたつの星を日本では、
それぞれを一族の旗の色に見立てて赤を「平家星」、白を「源氏星」と呼んでいました。
ふたつの星を詳しく見ると、平家星=ベテルギウスは明るい星ランキング11位の1等星。
源氏星=リゲルは明るい星ランキング7位の0等星です。
(ここでの明るい星とは、地球から見た明るさで、実際の星の明るさではありません)。
歴史でも源氏が平氏を打ち破りましたが、星も源氏星のほうが少し明るく見えます。
さて、今年の紅白♪はどちらが勝つのでしょうか。これから楽しみに見ます。

それではみなさん、良いお年を・・・happy01

2009年12月30日 (水)

ロッテ パイの実 期間限定黒砂糖のブリュレパイ

こんばんは 千夜人です。
先程まで栗きんとん用のサツマイモを裏ごししていました。けっこうな重労働です。

2009年もさることながら、世界天文年も残すところ明日のみとなりました。
福井は残念ながら雪空の年越しとなりそうです。
星空で天文年を見送りたいのですが、お天気ばかりはどうしようもありません。
この分だと元日の部分月食もかなり難しそうです。
というわけで(どういうわけだcoldsweats01)、すごいパッケージのお菓子を見つけてきました。
ロッテ パイの実 期間限定黒砂糖のブリュレパイ」です。
そのパッケージとは、側面に、
「2009年は世界天文年! パイの実を食べながら夜空を見上げてみませんか?」
「空を見上げて流星を観測してみませんか?」
(「空を見上げて・・・」は望遠鏡のイラストの中に書かれていますが、
 一般人の流星観測に望遠鏡は必要ないんですけどね。自分の目で充分です)
また裏面には、天文年のロゴや、
ペルセウス座流星群とオリオン座流星群の写真が印刷されていますgood
限られたスペースでここまでやるとは、まさに脱帽です。
実際の中身はというと。
「こんがりグラニュー糖」がかかっていて、ちょっと香ばしい感じ。噛むとがりっとした食感。
中は「鹿児島県奄美諸島産の黒砂糖入りチョコレート」で、
いかにも黒砂糖が入っています、という風味。
しかし、なぜ黒砂糖?
裏面には、「豊かな自然が残る奄美諸島の黒砂糖。
大自然に想いを馳せ、のんびりと夜空を眺めてみてはいかがでしょうか」と書かれています。
なるほど、そういうつながりなんですね。
しかも、黒砂糖で黒くなったパイの実は、皆既日食中の太陽のイメージらしいのです。
こんなところにも皆既日食・・・。
7月7日発売なので販売が終了しているかもしれませんが、某スーパーにはまだありました。
1
千夜人個人の評価:☆☆
(黒砂糖の芳醇な風味が良かったです。前回の塩バニラよりはこちらが好みです)

2009年12月29日 (火)

星界の2009年

こんばんは 千夜人です。
今年も残りわずかです。油断して昨年のようにインフルエンザにかからないようにしなければ。

テレビやラジオ、新聞で、今年1年を振り返る話題が目に付きます。
お仕事柄、新型インフルエンザやマスク騒動は印象深いものがあります。
政権交代や薬物汚染のニュースも毎日のようにやっていました。
星関係で見た2009年はというと、
世界天文年だったけど、自分的にはもうちょっと行動しないといけなかったかなと、反省。

それでも、天文年だから? 天文イベントの紹介がずいぶんと出ていたなと感じましたし、

7月22日の皆既日食は想像以上に盛り上がりました(自分は不完全燃焼でしたが)。

土星の輪が見えなくなったり、月に水の痕跡が見つかったりと太陽系の話題も豊富。

国際宇宙ステーションに「きぼう」が取り付けられ、日本人宇宙飛行士の長期滞在がスタート。

映画「宇宙へ。」を見に行きましたが、アポロ月着陸の40周年でもあったのですね。

思い出してみると、他にもいろいろ出てきそうです。

来る年2010年も、もっと星の世界に触れられますように・・・confident

2009年12月28日 (月)

壁に星座

こんばんは 千夜人です。
仕事で慌ただしいせいか、年越しの気がしません。このままの勢いで来年に突入?crying

なんだかんだと言い訳をして、大掃除がまだできていませんshock
そろそろ自室の障子紙もめくれてきているし、窓ガラスも先日の黄砂で砂っぽいです。
床はときどき雑巾がけをしていますが、ドアや窓の枠やら梁やらは埃が溜まっていそうです。
水まわりはマメな父上に任せるとしてcoldsweats01、せめて自分の部屋くらいはなんとかしなければ。
実は自分、お部屋の壁一面に、星型の夜光シールで星座を描いているのですnight
とりあえず黄道の十二星座だけですが、星の位置や明るさを再現しています。
明かりを消すと、ちょっとしたプラネタリウム気分を味わえるのが気に入っていますlovely
ところが、父上はそれが気に入らないらしく、常日頃「みっともないannoy」と文句を言います。
壁の星が剥がされてしまう前に自ら行動しなければいけませんね。ちょっと反省think
Fh010026
分かりづらいかもしれませんが、右端がおひつじ座ariesで、おうし座taurusふたご座geminiと続き、
左端はてんびん座libraまで写っていますeye

2009年12月27日 (日)

手帳のカスタマイズ

こんばんは 千夜人です。
今日は青空で日向は暑いくらいでした。ひなたぼっこ、気持ちいい~。

毎年、年末が近くなると翌年の天文イベントが気になります。
プラネの一般投影ができていた頃は、毎月のネタをどうするのか考える材料にもなります。
時期的には少々遅いかもしれませんが、来年の手帳は用意されましたか?
新しい手帳を開くと、まず何をするでしょうか。
パーソナルデータを書き込んだり、休日のチェックをしたり、人それぞれあると思います。
自分の場合、真っ先に、気になる天文イベントを書き込みますbleah
1月1日の微妙な月食を皮切りに、15日の部分日食、28日の火星再接近。
7月12日はイースター島で皆既日食(見に行くのは無理なんですけど、書きます)。
9月22日が中秋の名月で、10月20日が十三夜。
6月26日に2回目の部分月食、12月21日は皆既月食。月食が3回もあります。
ほかにも、流星群の極大予想日や、新月・半月・満月は基本です。
中学の頃から続いているので、年賀状や大掃除と並ぶ恒例行事と化しています。
晴れるかな~見られるかな~、行ける人いいな~など、書いていて楽しいんですよねlovely
他に書くことないんかいdown、って仕事の予定などはあとあとおいおいということでcoldsweats01

2009年12月26日 (土)

太陽の復活

こんばんは 千夜人です。
なんか足が痛いと思ったら、氷点下だったようです。

12月22日は冬至でした。
太陽の南中高度が1年のうちでもっとも低く、昼間の長さももっとも短くなります。
言い方をかえれば、冬至を過ぎれば太陽も少しずつ高くなり、昼も長くなるということです。
そして今日12月25日はクリスマスです。
キリストの誕生日をお祝いする日とされていますが、実際は春だったという説もあるそうです。
もともとあった冬至のお祭りにあわせたともいわれています。
星占いの世界では、磨羯宮(まかつきゅう・やぎ座capricornusに太陽が入ります。
ヤギは、崖を駆け下り、また駆け上がっていく動物なので、
太陽が谷へ下り、また上っていくイメージと重ねられ、やぎ座が置かれたともいわれます。
冬至もクリスマスも、力を失い谷底へ沈んだ太陽が、力を取り戻したお祝いのようです。
寒がり冷え性で重度のしもやけな自分は、春が待ち遠しくてしかたありません。
地上はこれから本格的な冬に突入ですが、
一足早く復活した太陽を追いかけながら、厳しい季節を乗り切っていきたいです。

2009年12月24日 (木)

すばるからかに星雲へ

メリークリスマスxmas 千夜人です。
今年は霧のクリスマスですね。お外、真っ白ですmist

永久不変の象徴とされることも多い星の光ですが、星の世界も生々流転を繰り返しています。
すばるの星たちを包むように、淡いガス星雲が広がっています。
ガスは星の材料にもなる水素やヘリウムでできていて、
すばるの星たちもこの星雲の中で産声をあげたといわれています。
若々しく青白い星たちは、人間でいうところの青年時代くらいでしょうか。
これらの星たちも年老いてくると赤くなっていきます。
おうしの目に位置するオレンジ色のアルデバランは壮年期くらいでしょうか。
そして最期を迎えた星には大爆発を起こすものがあって、
吹き飛ばされたガスがかに星雲のように残されます。
そのようなガスの中から、また新しい星が誕生します。
今夜は濃霧で星も見えませんが、星に愛を誓うカップルはご用心を。
あなたが指差した遥かな星は、リアルタイムでは爆発してなくなっちゃっているかもimpact
ま、明るい星は地球からも近いのでそれほど時間差はないかもしれませんけれどcoldsweats01

2009年12月23日 (水)

おうしの角の先

こんばんは 千夜人です。
雪が積もってから、庭に鳥が来るようになりました。餌でも置いておこうかな。

2009年も残すところあと1週間ほどとなりました。
今年は丑年だったので、おうし座に勝手な親近感を覚えますlovely
そのおうし座には、最期を迎えた星が大爆発を起こした跡が残っています。
おうしの右の角に位置する星のそばに、M(メシエ)1と符号をつけられた星雲があります。
望遠鏡で見ると蟹の甲羅のような形に見えることから、「かに星雲cancer」とも呼ばれています。
ウチの主砲で覗いてみても、ボヤボヤで全然蟹には見えないのですがgawk
このかに星雲、西暦1054年に寿命を迎えた星が大爆発を起こし、
いまもなお四方八方にガスが広がりつつあるそうです。
星が爆発したときはとんでもなく明るく輝き、
藤原定家が書いた「明月記」をはじめ、日本や中国の記録に残されているようです。
今もガスが広がり続けているということは、自分が子供の頃に図鑑で見た写真と、
最新の写真とでは、形が変わっているかもしれないのですよねcoldsweats02
今度、古い資料と新しい資料とを見比べてみます。
もしかしたら、ほんとうに蟹に見えなくなっているかもしれませんcoldsweats01

2009年12月22日 (火)

冬至とこぐま座流星群

こんばんは 千夜人です。
一昨日の筋肉痛がまだ残っています。あぁ情けない。

今日は冬至です。
かぼちゃを食べる日、否、1年のうちで、もっとも昼が短く、もっとも夜が長くなる日です。
太陽の南中高度がもっとも低くなり、日の出と日の入りがもっとも南よりになります。
1日1日の変化は微々たるものですが、あるとき、
太陽の見える位置や時間の変化に気づかされます。

今日はまた、こぐま座流星群の極大予想日となっています。
この季節、日本海側のお天気は期待できそうにもありませんが、太平洋側はどうでしょう。
晴れているでしょうか。
いわゆる三大流星群には含まれていませんが、放射点が北極星の近くにあるので、
一晩中いつでも眺められる流星群です。
今年はお月さまも目立たないので、晴れてさえいれば流れ星が見られそうです。

宇宙飛行士の野口さん、打ち上げ成功しましたね。
これからの長期滞在、頑張ってください!

2009年12月21日 (月)

ロッテ パイの実 期間限定塩バニラアイス

こんばんは 千夜人です。
昨日はずいぶんと雪道を歩き回ったので、すっかり筋肉痛です。情けないdespair

今年も残すところあと10日ほどです。
残り10日で何があるかわかりませんが、今年2009年はどんな年でしたか?
もっとも大きなニュースは、7月22日の皆既日食でしょうか。
自分は仕事を優先してしまったことと、お天気が芳しくなかったので完全に不発でした。
おかげでしばらくは(いまでも?)「日食」の文字に過剰反応してしまい、
そんなときに目に止まったのが「ロッテ パイの実 期間限定塩バニラアイス」でした。
「鹿児島県与論島産の塩入りのグラニュー糖」がまぶしてあり、
パイの中には「バニラアイス風味のチョコレート」が入っているそうです。
最近はやっている「塩スイーツ」系の味、ということになるのでしょうか。
日食の舞台となる与論島産の塩をふりかけ、
バニラアイス風味のホワイトチョコとのマッチングが絶妙と印刷されています。
さて、食べてみた感想は、というと。
日食不発の怨念か、もともと塩スイーツ系にそれほど食指が動かない性分なのか、
微妙な味が解せぬ味オンチなのか、絶妙というよりは微妙でしたcatface
冷蔵庫で冷やしてみたら、きりっとして塩味が効いていました。冷やしたほうが良くなります。
すでに終了してしまいましたが、パッケージには、
「夏休み 種子島で大冒険!皆既日食体験プレゼント」
「7/22日食だよ!空を見上げて日食を観測してみませんか?」
の文字が躍っていました。
裏面にも、主要都市で見られる部分日食のイラストが載っていました。
6月までの販売ということなので店頭からはすでになくなっているかもしれませんが、
日食を思い出したので紹介させていただきました。
2
千夜人個人の評価:☆
(冷やしたほうが良かったです。
パッケージの頑張りがすばらしいですhappy02