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2009年12月

2009年12月20日 (日)

プラネ研の忘年会

こんばんは 千夜人です。
やっと除雪車が来たかと思ったら、土砂降りの雨。雪は峠を越したのでしょうか。

雨の中、えっちらおっちら帰ってきたところです。
今夜は、毎年恒例のプラネ研の忘年会がありましたbottle
案の定、同じ趣味の(濃ゆい、ともいわれる)仲間たちと楽しい話題で盛り上がりましたhappy01
今年一年の活動としては、本来の一般投影がまたもや再開できず、
公民館の少年学級でのイベントが唯一の実績で、あとは大人の遠足くらいでしょうか。
ここのところ、目立った活動ができなくて不本意な年が続いていることを思うと、
たった1回でもイベントができたのは良かったのかもしれません。
来年は小さなことでもいいから回数を増やしていくとか、やり方を変えていくとか、
もっと星や宇宙のことを発信していけたらいいなぁと思います。

2009年12月19日 (土)

すばる 危うし

こんばんは 千夜人です。
どんどん積もっていますね、雪snow。我が家周辺、まだ除雪車が来ないので人力ですcrying

今年の流行語大賞のトップテンにも選ばれた「事業仕分け」。
国や地方自治体が行う個別の事業ついて、公開の場で必要性や効率的な実施方法を
議論する手法、とあります。
報道を見ていると、数ある事業の中から仕分けに選ばれてしまった447の案件はいわば、
廃止にする気満々で目をつけられてしまったカモ案件ではないかと思えてしまいました。
ニュース映像がそういう編集をしているからかもしれませんが、かわいそうになってきます。
その事業仕分けのターゲットに、すばる望遠鏡の運営費も選ばれてしまいましたcoldsweats02
結果、予算縮減が決定されたそうですweep
確かに、望遠鏡が国民の生活に密接につながっているとは、正直言えないでしょう。
ここに約1名、すばるの目をありがたく思っているファンはいますが。
某NASAと違って、「NASAが開発した新素材!」曰く
「すばるにも使用されている新技術!」といったものも一般に出回っていませんしね。
でも、そんなことじゃないと思うんですけど。
ハナから廃止するつもりの人に、どうやったら納得できるアピールができるのだろう・・・。
ノーベル賞受賞者の方々のように説得力ある応援ができたらいいのですが。
すばる望遠鏡などの運営経費削減の危機に対するアピール」というページがあるので、
意見ある方はどんどん?書き込んでください。
ファンとして自分からもよろしくお願いします。m( _ _ )m

2009年12月18日 (金)

地上のすばる

こんばんは 千夜人です。
けっこう積もりましたね、雪snow

おうし座にある、青い星々が寄り添う美しい星団すばる。
「星はすばる」と謳われたその名前を冠する望遠鏡が、日本から遠く離れたハワイにあります。
ハワイ島マウナケア山頂にあるすばる望遠鏡です。
自分も一度は見学に行ってみたい望遠鏡のひとつです。
外国だし、標高4200mだし、とちょっと遊びに行く感覚ではない立地条件です。
海辺から富士山よりも高いところへ一気に登れば、高山病間違い無しです。
(3000m級の山歩きならしたことありますけど)
しかも、目で覗くタイプの望遠鏡ではないので、星を見せてもらえることはまずありません
ヘルメットかぶって、巨大な建屋をぐるっと見てまわるくらい。工事現場かいdown
でもですね、最遠の宇宙の光をここで拾っているんだ~とか、
世界中の人の代表で自分たちのかわりにすばるが宇宙を見ているんだ~とか、
なんかそんなことを現場で感じたいんですよね。
好きなアーティストのライブで生の演奏を聴きたいっていうのと同じ感覚だと思うのですが、
あ、やっぱり違います?
いまは、国立天文台でもらったペーパークラフトで妄想しながら楽しんでいます。

2009年12月17日 (木)

この月が満ちたら

こんばんは 千夜人です。
とうとう降りましたね、雪snow

今夜は月が見えませんgawk
空一面雪雲に覆われているから、というのもありますが、ちょうど新月newmoonなんですbleah
月が、地球から見て太陽と同じ方角にあるので、逆光になって見えないのです。
今年も残すところ、あと半月となりました。
この新月が半月たって満月fullmoonになると、新年を迎えます。
たまたまそんなめぐり合わせになったのですが、偶然が重なってしかも部分月食になります。
とはいえ、ほんの少しかすっていく程度のみみっちい部分月食です。
年が明けて2010年1月1日午前3時51分~4時53分
初詣に出かけられた方は、ぜひ西の空に月を探してみてください。
2010年最初のツキがつくかどうかは、そのときのお楽しみということで・・・happy01

2009年12月16日 (水)

冬の「夏の大三角」

こんばんは 千夜人です。
朝には真っ白になっているのでしょうか。あまりの寒さに寝付けるのか心配です。

北風に千切れた雲の隙間から、負けじと輝く星の光が届きます。
西の空に残っている、夏の大三角の星たちが見えました。
冬なのに夏の大三角とは季節感台無しですが、
夏の大三角を形づくる星たちが北寄りに位置しているので、ほぼ1年中見えています。
雨に洗われ、冷え切った夜空はとても澄んでいて、真夏に見上げるのとは印象も違います。
1等星が多く、もともと寒空に輝く冬の星座たちともまた雰囲気が異なるようです。
なんかこう、冷たいというか、鋭いというか、星の光が突き刺してくる感じ?
空気の冷たさが星の光も冷やしているかのようで、季節が違うと見え方も違ってきます。
いよいよ冬本番で、これからはますます星の見えない夜が多くなります。
雲の切れ間や貴重な晴れ間を待ち望みながら、この冬も乗り切っていきたいです。

2009年12月15日 (火)

黒塗り年賀状

こんばんは 千夜人です。
つかの間の陽射しにほっとします。そのかわり、曇ったときの温度差がこれまた辛いのです。

年賀状の受付が始まりましたpostoffice。すでに投函された方もおられることでしょう。
自分はいつもぎりぎりです。郵便局のアルバイト経験者なのに、ですcoldsweats01
手書きですか? 印刷ですか? 写真? pcで作成?
自分は最近、正月休みがほとんどとれない(のを言い訳にして)、pcで作っています。
冬休みがあったころは、1枚1枚手書きしていました。というか手描き?手塗り?
星好きが災いしてか、子年なら子の星(北極星)とか、丑年ならおうし座、
寅年ならネコ科猛獣系ということでしし座とか、そんなものを描いていました。
まず、ポスターカラーで一面真っ黒に塗りつぶしてから、白のペンで星を描いていきます。
カラーペンで星座線を入れたらできあがりです。
工程は少ないのですが、黒塗りと乾燥に1日かかり、星図をもとに点を打つのにまた1日。
乾燥させている間、ハガキが机や床が散らかっていました。
そのうえ、毎年ワザを追加していくので、
ある年からはおもちゃのエアブラシで星に十字の光条を入れたり、
またある年からは星座絵を加えたり、
そのうち夜光塗料で星が光るようにしてみたりと、けっこう面倒な作業が増えていきました。
あの頃は、時間にも気持ちにも余裕があったので、面倒でも楽しんでいました。
いまはどうでしょう。かなり気合入れないと無理かもしれません。
あと、「この年で」ってのもあるし。
受け取った方はどう思われていたのか、こんど聞いてみようかなぁ。
正月早々に黒塗り年賀状って・・・coldsweats01

2009年12月14日 (月)

凍て空に流れ星

こんばんは 千夜人です。
昨夜は手足が冷たくて眠れませんでしたbearing。今日は霰が降りました。本格的な冬到来です。

空気が冷たいと、夜空も引き締まる感じです。
昨夜は雲も切れ、きりっとした星空が広がっていました。
明るい星が多くきらびやかな冬の星座が、天にぶら下がっているかのようですshine
普段よりも暗い星まで見えていた気がします。
ふたご座流星群と思われる流れ星を、3つ見ましたhappy02
白っぽくてけっこう明るかったです。1等~マイナス等級くらいはありました。
夜空が澄んでいて、背景の星々が明るさの違いで奥行きを錯覚させるなか飛んだので、
不思議と立体的というか、3Dっぽく見えました。
あまりの寒さにすごすごと逃げ帰りましたが、少しでも見られて嬉しかったですhappy01
観測とまでいかないのが少々情けないですが、ほんっと寒かったですbearing

2009年12月13日 (日)

創作四字熟語

こんばんは 千夜人です。
昨夜、遅くまでねばってみたのですが流れ星は見られませんでした。
ダストが薄いのか、見ていない方角に飛んでいたのか。今夜は曇りですかね。

今年の創作四字熟語の優秀作品が発表されました。
「一票両断(いっぴょうりょうだん)」とか「顔面総白(がんめんそうはく)」とか、
思いつきそうだけどなかなか思いつけない、センスある作品が選ばれていました。
星屋さんのなかには、
悪雲退散(あくうんたいさん)」とか「開雲祈願(かいうんきがん)」とかいうようなシールを、
望遠鏡に貼っている人がいるようです。
自分の主砲にはまだ貼られていません。でもちょっと憧れていたりしますcoldsweats01

2009年12月12日 (土)

見えるかな?ふたご座流星群

こんばんは 千夜人です。
荒天の予報を聞き、身構えていたわりには暖かい日になりました。これも異常気象?

冬の北陸という理由で諦めがちなふたご座流星群ですが、今夜は晴れているようですhappy01
暗くてはっきりしませんが、霧が出ているのでしょうか。
華やかなはずの冬の星座がどことなく眠たげですdespair
すでにこの時間、放射点のあるふたご座が昇ってきているので、
いつでもどこでも飛んでくださいといわんばかり。
ただし、自分が見ている方角でお願いします。
まぁよくある話ですが、ちょっと目を離したときとか、瞬きしたときとか、
見ていないときに飛ぶんですよ、流れ星ってヤツはcoldsweats02
明日も晴れるかどうかわかりませんので、
見られそうなときを逃さず、空を見上げてみてください。
タイミング良ければ流れ星が見られるかもしれません。
12月の割に気温が高いとはいえ、防寒はしっかりしないとじわじわ冷えてきますdown
少しの間でも充分な対策をした上で、星見を楽しんでくださいね。

2009年12月11日 (金)

白鳥の首は曲がってる?

こんばんは 千夜人です。
いま欲しいもの。配達先に屋根つきの搬入口。この季節、雨にぬれると冷えます。

クリスマスの頃xmas、北西の空に凛と立つ北十字の姿。
イルミネーションがなくても充分ロマンチックですshine
夏の頃は「夏の大三角」の一角を担い、天空高く悠々と羽を広げるはくちょうの姿そのもの。
星の並びは同じなのに、見える角度が違うと別のものを思い浮かべるのが不思議です。
このはくちょう、首はまっすぐでしょうか、曲がっているでしょうか
尻尾の1等星デネブから胸の星サドル、くちばしのアルビレオとたどっていくのですが、
サドルとアルビレオの間に星が見えるのと見えないのでは、首の見え方が違います。
じつは、サドルとアルビレオの間に、3等星から14等星まで明るさを変える星があるのです。
3等星といえば、ネオン輝く街中でない限りは肉眼でも見える明るさです。
でも、14等星ともなると、望遠鏡がないと見えませんwobbly
天文カレンダーを見ると、今日あたり首の星が一番明るくなる時期なのだそうです。
この冬は、はくちょうの首(もしくは十字架の柱)が少しカーブして見えそうです。
星座の形は変わらないと思われているかもしれませんが、
明るさを変える星によって違った印象に見えることもあるんですよ。
さて、クリスマスの夜空の十字架、あなたは誰と見上げるのでしょうかheart01