見えそで見えない
こんばんは 千夜人です。
陽射しがぽかぽかと気持ちのいい日でした。でもまた雨ですって?
ひとめ見れば寿命が10年延びるといわれる「南極老人星」りゅうこつ座カノープス。
見えそうで見えないところから、そんな言い伝えが生まれたのでしょう。
太陽の近くを回っている惑星・水星もなかなか見えそうで見えない星です。
かのコペルニクスも見たことがなかったと言われています。
そんな水星が今なら見られるチャンスかも という時期になりました。
太陽から西側に大きく離れる「西方最大離角」が今日でした。
明け方の東の空に、水星がいつもよりは見やすくなっている・・・はず。
数日間は大丈夫だと思うのですが、ちょうど惑星の通り道「黄道」が倒れているので、
あまり太陽から離れた感じがしません。しかもかなり南寄りのようです。
目印になるものがないので、ちょっと難しいかもしれませんが、見つかったら嬉しいかも。
水星の公転周期は88日です。今回がだめでも、そのうちまたぐるっと回ってきます。
午前6時でシミュレーションしてみました。画面右下の明るい星が水星です。
「東」の上方にある明るい星は「彦星」わし座のアルタイルです。朝は夏の星座です。
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