« 2010年1月 | メイン | 2010年3月 »

2010年2月

2010年2月18日 (木)

小惑星を見よう

こんばんは 千夜人です。
今日も寒い一日でした。太陽の陽射しsunが恋しいです。

太陽系には惑星が8つあります。
(冥王星は、2006年の国際天文学連合総会で惑星の定義からはずれてしまいました)。
惑星は小さな天体が衝突をくりかえして合体して成長していったらしいのですが、
太陽系には惑星になりきれなかった天体がたくさん残っています。
小惑星と呼ばれる天体なのですが、いくつかはけっこうな大きさになったものもあります。
直径500kmに育ったベスタは、小惑星の中でももっとも明るく見え、6等星くらいにまでなるそうです。
ちょうど今の時期このベスタが見つけやすいのですが、あいにくのお天気rainsnow続きです。
しし座の首の星γアルギエバの近くを通過中なので、いい目印になっているのですが、
もちろん晴れていなければ見られません
小惑星は動きが早いので、毎日見ていると、日に日に移動していく様子がわかります。
星座の中の旅人みたいですね。

2010年2月17日 (水)

旅人の道しるべ

こんばんは 千夜人です。
起きたら真っ白で焦りました。さすがに彼岸までは油断できませんね。

太陽系の果てを旅する探査機ボイジャー1号
ひとあし先に地球を飛び立った兄弟ボイジャー2号は、木星、土星の他に、
天王星や海王星を経由してから、1号と同様に太陽系の果てへと向かいました。
彼らより5年ほど早く地球を出発したパイオニア10号11号も、それぞれ太陽系を飛び出していきました。
暗く冷たい宇宙の海を、どこへともなく進んでいきます。
彼らは姿勢制御のために、2つの星を使っているそうです。
ひとつは故郷の星、地球(というかほとんど同じ方角なので太陽?)。
もうひとつがりゅうこつ座αカノープスです。
カノープスの名前は、ギリシャ神話に登場する水先案内人からとられています。
技術的な理由なのか、偶然なのか、ユーモアなのか、
カノープスは神話の中だけでなく、宇宙の旅人の案内もしているのですね。
ここからでは見ることができそうにもないカノープスですが、
機会があったらぜひ見てみたいと思っています(プラネの星でなくて実物を)。
悩み事とか迷ったときとか、心の道しるべにもなってくれそうな気がします。

2010年2月16日 (火)

全部の家族写真

こんばんは 千夜人です。
朝方、シジュウカラやスズメやヒヨドリが朝ごはんを求めてやってきます。
かぼちゃのシチューを作ったので種がたくさん取れたのですが、撒いたら食べるでしょうか。

家族。
それは、両親だったり、兄弟だったり、祖父母、子供たちだったり。
違うかたちでつながっている、友人だったり、同僚だったり、先輩後輩だったり。
感じることはなくても、近所の人だったり、町の人だったり。
すれ違うことも、出会うことすらないけれど、どこかの誰かも。
ひとであることを越えて、すべての生きものたちも。
地球も、月も、惑星も、太陽も。
みんなみんなおおきな家族。
本来の役目である木星や土星などの探査を終えて、
太陽系を飛び出そうとしているボイジャー1号が送ってくれた「家族写真」。
木星の大赤斑や大気の流れ、ガリレオ衛星の詳細な姿、
土星の環が一枚板ではなく細かい岩石の集まりだったなど、
ボイジャーは探査機として充分な功績を挙げてきました。
そのボイジャーに、科学者や技術者が、わざわざ振り返らせて写真を撮らせたことにも驚きです。
2度と帰ってこられない旅人に、何かを残していってほしかったのでしょうか。
眩しい太陽の光の中にぽちっと写っている地球を見ると、ちょっと泣けてきますweep

あ、でもやっぱりナメクジは嫌い・・・bearing

2010年2月15日 (月)

家族写真から20年

こんばんは 千夜人です。
休日明けの仕事場は暖房が効きにくくて寒いですね。

自分が使っているPCpcには、いろいろなソフトが入っています。
ぐるぐる地球儀やら、プラネタリウムソフトやら、4次元宇宙シミュレータやら、やらやらcoldsweats01
こういうものを使えば、他の惑星や、太陽系の外、
挙句の果てには銀河系の外へまで飛び回ることができます。
(まだ慣れていないのでときどき地球に帰れなくなりますがcrying
実際、遥かかなたから太陽系を眺めたらどのように見えるのでしょうか。
今からちょうど20年前、太陽系の果てに到達し、太陽系の「家族写真」を送ってくれたのが、
惑星探査機ボイジャー1号です。
地球から離れること65億km。故郷を振り返って写してくれた60枚の写真。
太陽の眩しい光の中に、ぽちっと針のように小さな地球が写っている写真を見たとき、
なんともいえない切ないような気持ちになりました。
こんな小さなところにみんなで生きているのか、というのと、
そんなに遠くまで行っちゃったんだね、というのと。
探査機として木星や土星でいろいろな発見をしてきたのも重要だけれど、
モノ以上のものになって何かを伝える存在になっているように思います(あぁ言葉が貧弱)。
推定速度時速6万km。あれからさらに深宇宙へと旅を続けているボイジャー。
今どのあたりを飛んでいるのでしょうか。シミュレータで追いかけてみようかなぁ。

2010年2月14日 (日)

フーシェ ギャラクシ

こんばんは 千夜人です。
午前中、晴れていたので布団を干しました。少しはふかふかになったかなぁ。

またにかかってしまいました←自制心がないとも言う。
あまりにもきらきらなshineパッケージが、自分を呼ぶのですpaper
それがフーシェの「ギャラクシ」。限りなき未来という副題がついています。
限りなき物欲というか、さすがに大箱には手が出ませんでしたが、危ない危ない。
まずパッケージの写真。どこの星域なのでしょう。
実写cameraなのでしょうが、すみません。自分そこまできわめていないのでわかりません。
きれいな写真なのですごく気になります。どなたかお分かりになったら教えていただきたいです
中は強烈な色のチョコレートが4個(大箱は8個入)。四角錐のピラミッド型。
宮沢賢治の銀河鉄道の夜に出てくる三角標もこのようなイメージなのでしょうか。
今日は前回の「プラネタリウム」を食べたので、こちらはまた後日報告します。
Image039
千夜人個人の評価:?
(チョコレートの色に少々ショックを受けました)

2010年2月13日 (土)

明日は旧正月

こんばんは 千夜人です。
2010年冬のオリンピックが開幕しました。がんばれニッポン、がんばれみんなsign01

明日は2月14日、バレンタインデイheart04です。
製菓業者の陰謀というか、珍しいチョコレートが店頭に出回るため、ついつい買いすぎてしまいました。
自分は寒がりで代謝が悪いため、1日1個に抑えないと蓄積する一方です。
そして明日は新月newmoonです。しかも旧正月にあたります。
中国や韓国では旧暦のお正月を祝うので、バレンタインとお正月がいっぺんに来ることになります。
お餅とチョコレート。自分はどちらも好きですが、いっぺんに来られると、ちと苦しいかもbearing
天気予報では晴れマークsunも出ていましたので、
1月1日に見られなかった初日の出fujiがリベンジできるかもしれませんhappy01

2010年2月12日 (金)

細くて小さなお月さま

こんばんは 千夜人です。
冷えるので熱いコーヒーcafeを飲んで温まろうとしたのですが、利尿効果でかえって寒気が・・・down

明日の朝sun、日の出直前にお月さまmoon3が昇ってきます。
月齢は28くらい。空が白んで、機材の力を借りないとほとんど見えないと思われますgawk
じつはこのお月さま、今月中でもっとも地球から遠ざかっています
しかも、今年中でもっとも地球から遠ざかっています
糸のように細いのもさることながら、見かけの大きさも小さいということです。
距離にして40万6500km。
先月1月30日の今年いちばん大きな満月fullmoonのときは、35万6500kmでした。
太陽系の広さからしてみれば、5万kmはほとんど意味がない小さな数値かもしれません。
見た目もわかるほどの違いはないかもしれません。
それでも、月が身近な天体であることを思うと、もうちょっと近くにおいでよと声をかけたくなってしまいます。

2010年2月11日 (木)

ロヴェイラ プラネタリウム

こんばんは 千夜人です。
冷たい雨rainが降っています。また雪snowに変わるのでしょうか。

もうすぐバレンタインデイですheart04
どうしても気になるチョコレートがあったので、自分でお取り寄せしてしまいましたcoldsweats01
エンリック ロヴェイラさんの「プラネタリウム」です。
こんなの買ってしまうなんて、bombに引っかかったとしか思えません。
届いたばかりでまだ食べていないので、見た目の感想などを。
チョコレートで太陽系の惑星を表現しているそうです。
パッケージが2段に分かれていて、1段目に太陽を模した大きめのチョコレートがひと粒。
2段目に水星から冥王星までの9つの惑星をそれぞれイメージしたチョコレートが並んでいます。
2006年8月に開かれた国際天文学連合の総会で、
冥王星は惑星の定義からはずれて準惑星に分類されることになったのですけど、まあいっか~coldsweats01
木星は縞模様が描かれているし、土星や天王星には輪をイメージしたラインがひかれています。
なかなかシックな雰囲気の惑星たちです。
それぞれの味などを解説したカードが添付されているのですが、
フランス語なのかスペイン語なのか、英語に類似した単語しか読めませんsad
たぶん、1日1個ずつ味わうことになると思いますので、お味の感想は追々ということで。
Image038
千夜人個人の評価:?
(パッケージに関しては大人っぽくて素敵です。
お味に関しては食べてみてからということでwink

new以下、追記。

2月14日バレンタインデイ。「SOL」(太陽)を食べてみましたdelicious

Image040

2010年2月10日 (水)

オーシャンズ観てきました

こんばんは 千夜人です。
節分を過ぎて季節の変わり目らしく、暖かくなったり寒くなったり。体調管理に気をつけましょう。

映画movieオーシャンズ」を観てきましたwave
仕事帰りだったので少々目が疲れていたのですが、とりあえずは寝ないで見れましたcoldsweats01
海のいろいろな姿。季節や場所によって、激しかったり穏やかだったり。
海そのものが生きているようにも見えます。
そこに棲む多様な生きものたち。生命のあらゆる形を試した、なんて言いますけど、その通りですね。
色も形も種類も、おなじみのものから「なんだこりゃ?」なものまで、いったいどれくらいいるのでしょう。
海って、なんでもあり?
テーマが海ということで、全編を通して主人公となる生きものを絞っていないためか、
次々とシーンが変わったり結末がはっきりしないまま話題が変わったりと、
多少慌ただしく感じました。
子供500円のキャンペーンをやっていますが、果たして子供に耐えられるかどうか疑問です。
太陽系の惑星の中で、唯一、水が液体として存在する地球
ひとつ内側に位置する金星は、水一滴すら存在できない溶岩の海に覆われています。
ひとつ外側に位置する火星は、かつて水が存在した証拠が残っているようですが、
いまはもう水としては存在していないようです。
海に感謝する気持ちが灯るような映画だなと感じましたconfident

2010年2月 9日 (火)

電球いろいろ

こんばんは 千夜人です。
今日はようやくほんのりと暖かかったです。手も足もそろそろ限界でボロボロですが。

せっせと組み上げた大人の科学プラネタリウムlovely
でも、まだ恒星球の保護シートをはがしていませんdespair。フィルムを傷つけそうで怖いのです。
そのためか、試しに投影してみてもぼんやりとした星像しか得られませんwobbly
黒い恒星球から透けて見える付属のスポット球は、温かみのある光を放っていますflair
ハロゲン球(しかも恒星球は業務用レンズ式)の星像を見慣れているので、
スポット球(ついでにピンホール式)だとどうしても光量が物足りなく感じてしまいます。
ホームセンターに物色しに行ったのですが、キセノン、クリプトン、ハロゲン、それにLEDと、
魅惑的なものがいろいろ並んでいました。
「ふつー」の電球に比べてお高いのですが、ますます替えてみたくなりました。
あ、でも、ねじ式とか差し込み式とか形状が違ってますー。
電池ボックスも要増設? 2.5V 0.5Aの同規格ならいいのかなぁ。
その前に保護シートはずすほうが先でしょうかcoldsweats01