お帰りなさいが言いたくて
こんばんは 千夜人です。
今日は雨水です。雪が雨に変わる頃だそうですが、うっすらと雪が積もっています。
太陽系の果てを飛び続ける探査機ボイジャー。
彼らは2度と帰ってこない旅路をたどります。
彼らとは違い、帰還を待ちわびている探査機があります。
2003年5月に打ち上げられた日本の小惑星探査機「はやぶさ」です。
小惑星「イトカワ」に降り立ち、表面の岩石サンプルを地球に持ち帰るのが使命です。
日本の探査機ということと、「星の王子様に会いに行きませんか」キャンペーンに参加したことと、
なにより度重なるトラブルを乗り越えて地球に帰ってくる姿に、
もう少しだ頑張れ~と応援せずにはいられません。
エンジンは止まってしまうわ、サンプルが採集できたかどうかはわからないわ、
推進剤が凍ってしまうわ、通信が途絶えてしまうわ、もう涙無しでは語れぬ旅です。
そんなはやぶさも満身創痍ながら、なんとか月軌道あたりまで戻ってきたようです。
最後は、サンプルを届けるために大気圏に突入して燃え尽きてしまう運命なのですが、
お帰りなさいと言ってあげたいです。
それまでもう少し、がんばれはやぶさ
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