月夜の洗濯干し
こんばんは 千夜人です。
案の定、気温が下がってきました。さすがに凍みることはないでしょうけれど。
暖かさに慣れてしまうと少し肌寒くなっただけでも堪えます。体調にお気をつけくださいませ。
家に帰ってからお洗濯をすると、時間も時間ですので、暗がりで干すことになります。
いまはもうないのですが、外の小屋の物干しに洗濯物を干していた頃があります。
暗いので、小屋に面した部屋のカーテンを開け、電気をつけてから干しに行ったこともありました。
でも、月が出ているときは、月明かりを頼りに洗濯物をつるします。
外に出たばかりは暗さに目が慣れていませんけれど、しばらく待つと暗くても見えるようになります。
月が煌々と照らしているときなどは、洗濯物の色柄がわかるほどです。
冬場は、小屋の中で足踏み手もみをしながら目が慣れるのを待って、
湯気をあげながら次第にぱりぱりになっていく洗濯物を干したものです。
冴えた月の光はけして暖かくはありませんが、暗がりでは手元が見えるのでありがたいです。
寒さで指先が痺れながらも急いで洗濯物を干して小屋からでると、
一面の雪が青く照らされていて、とてもきれいだったのを覚えています。
月明かりでできることは少ないかもしれませんが、
月夜に電気を消してみると、いつもとは違う世界が見えるかもしれません。
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