かに座は隣ですが
こんばんは 千夜人です。
今日は3月3日、桃の節句です。お雛様、まだ玄関にあります。やっぱり夜見ると怖いです。
夜道をぶらぶら歩いていたら、雲が切れて冬の星座たちが見えました。
1等星たちが夜空に描く大きな六角形冬のダイヤモンド。
その片隅に3つ並んだ金銀銅のメダル星。
真冬の冷たい空気の中ではきらきら瞬いていたのですが、
空もぬくもりを帯び始めたのか(街灯が多い時間帯ということもあって)、少し優しい感じで光っています。
日本のプラネタリウムでは、星座絵が西洋風で説明しやすいためか、
星の名前がカタカナだからなのか、ギリシャ神話が定番となっています。
でも、世界中それぞれの地域で作られた星座もあるし、それにまつわる物語もあります。
ふたご座の神話にしても、そのままお話したらまずいでしょう、な内容なので、
お母さんが人間でお父さんが神様だったから兄弟の運命は違ってしまったんだよ、
とまあ、さら~っと流してしまいます。
ちなみに日本でもふたご座のふたつの星を一組として捉えてきたらしく、
色の違いから「金星銀星」とか、動物の両目に見立てて「カニの目」「猫の目」と呼んでいたそうです。
国際規格の星座としてのかに座はお隣にあるんですけどね。
ギリシャ神話ばかりやっていると、こういう日本らしい星の呼び名がどんどんなくなっていってしまいそうです。
すばるや織姫彦星だけじゃないんだよ、という解説をしていけたらいいなぁと思っています。
というか、解説できる機会をつくらねば・・・。
神話はあんまり詳しくないんだけど・・・
双子座の双子は卵から生まれたって聞いた覚えがあるんだけど、
それなのにお母さんいるんだ?
あ、卵もお母さん鳥とかが産むよね。
うぅ~ん、忘れちゃったなぁ。
投稿: kumaneko | 2010年3月 3日 (水) 22:43
kumanekoさん こんばんは。
ふたご座の双子はレダが生んだ卵からうまれました。
大神ゼウスはレダを妊娠させたときに白鳥の姿に化けていたのです。
奥さんである女神ヘラの目を誤魔化すためらしいのですが、
そこまでするのか~って感じです。
投稿: 千夜人 | 2010年3月 4日 (木) 21:11