影絵劇 銀鉄
こんばんは 千夜人です。
今日は37℃でした。お隣さんちのエアコンの室外機から出る熱風が、さらに暑さを増しています。
福井市美術館で、企画展「藤城清治 光と影の世界展」が開催されています。
それにあわせて、福井市立みどり図書館で催し物があったので参加してきました。
国民読書年記念行事「影絵 銀河鉄道の夜 上映会と出張ギャラリートーク」です。
藤城清治氏の銀鉄は、絵本で見たことがあります。
けれど、影絵劇として動いているのを見るのはこれが初めてでした。
光と影が織り成すメルヘンな銀鉄でした。
というか、微妙な色の変化や場面の転換など、なにをどうやって映しているのでしょうか。
影絵遊びはしたことありますが、芸術の域に達すると一般人の想像を超えてしまいます。
列車が空中を蛇踊りのようにくるくる回るところは、自分にはさすがに違和感ありましたけれど。
そういえば、新聞に出ていた解説記事によると、藤城氏は「無重力でふわりと浮かぶ」と言われていました。
そっか、自分はレールの上をごとごと走る列車をイメージしているから、受け取り方の違いなのですね。
影絵の銀鉄は、ジョバンニの夢の中の旅を夢のように表したような世界でした。
ちなみに台詞は、原作からかなり変更されています。終盤はエピソードも変更されていました。
お子さま向けに脚本が変えられたのかもしれませんが、やっぱり銀鉄は「童話」にしては重いですねぇ。
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