太陽系の傾き
こんばんは 千夜人です。
夕方、つくつくぼうしの声を聞きました。8月も今日で終わりですが、暑いですね。
月末なので、退社時間が遅くなってしまいました。
とはいうものの、まだ金星が西空に残っている時間には何とか事務所を出ることができました。
満月が南中を過ぎたことがあったことを考えると、まだ早いほうです。
8月20日に東方最大離角、地球から見て太陽から東側にもっとも離れること、を過ぎたとはいえ、
まだまだ見やすい時期が続いています。
太陽系の惑星は、太陽を中心としたほぼ平面に軌道をもっています。
なので、地球から見ると、太陽や惑星は同じような通り道を運行しているように見えます。
その通り道に位置しているのが黄道十二星座。星占いにも使われている星座です。
今、金星はおとめ座の中に見えています。その隣にはてんびん座、さそり座、いて座が続きます。
さらには秋の星座が見え始めていますが、やぎ座、みずがめ座と並んでいます。
金星が沈みかける頃、うお座とともに木星が昇ってきます。
ぐるっと見回すと、円盤状に太陽系の広がりが見えてきます。
今の季節は、黄道が南にぐっと傾いているので、
太陽から離れているはずの金星も地平線からはあまり離れて見えませんねぇ。
惑星を見つけたら、ついでにその通り道もたどってみます。
そうすると、ちっぽけな自分には平らにしか感じられない地球の地面が、
広大な太陽系に浮かぶ惑星のひとつとしてぐらりと傾くような錯覚になります。
けっこう目がまわるのですが、それって自分だけ?
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