どうしてカラスが?
こんばんは 千夜人です。
アロハシャツもジーンズもというスーパークールビズ。そんな話するにはちょっと寒かったです。
日本には、太陽に3本足のカラス「八咫烏(やたがらす)」が棲んでるという言い伝えがあります。
もしかすると、太陽の黒点が黒いカラスに見えたのかもしれません。
ギリシャ神話には、太陽神アポロンのお使いのカラスが登場します。
このカラスは、真っ白なきれいな鳥で、しかも人の言葉をしゃべることができたのだそうです。
でも、主人であるアポロンの言いつけを守らなかったとか、怠け者だったとか、嘘つきだったとか、
そんな理由で真っ白な羽は真っ黒に替えられ、人の言葉を取り上げられ、
それでもアポロンの怒りは収まらず、天に銀の杭で磔にされたのだそうです。
からす座の4つの星は、銀の杭の頭が光っているといわれています。
小さくてかわいらしい星座なのですが、神話はかなり激しいです。
ご主人さまの言いつけは守りましょう。まじめに働きましょう。嘘をついてはいけません。
そんな意味が込められているのでしょうか。
日本では、黒くても神格化されているカラス。
西洋では、わざわざ白から黒へ替えられたカラス。
やっぱり文化の違いなんでしょうか。
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