変わる雪景色
こんばんは 千夜人です。
今日はクリスマスコンサートがありました。お土産にかわいらしいクッキーをいただきました。
懸命に彫ったからか、壁に貼り出されたからか、今でも覚えている木版画があります。
玄関から見た雪景色です。
どうしてそんなものにしてしまったのか、動機までは覚えていませんけれど、
雪景色なので板のほとんどを削るという、それはそれは時間のかかるものでした。
積もった雪、除雪車が積み上げた雪、遠くの山の雪・・・。
いろいろな雪を彫刻刀の刃先の形を換えて、手にまめまでつくって彫りまくりました。
今もあの時と同じ玄関ですが、見える景色はずいぶんと変わりました。
降る雪の量も減っていますし、なによりも、たくさんの家が建って見晴らしが悪くなってしまいました。
仕方のないことですけれど、ずっと住んでいるとなんとなく寂しいものです。
未来の家や街をテーマにした絵画コンクールがありますけれど、
今の風景を記憶に刻んでおくのも大事なんじゃないかなぁと思います。
今も昔も変わらず、ちょうこくぐ座はよく見えないのですけれどね。
ちなみに、ちょくこくぐ座はもっとごっついノミやタガネを描いているようです。
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