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2012年10月

2012年10月31日 (水)

今日がハロウィン

こんばんは 千夜人です。
携帯の壁紙が勝手に変わっていました。最近よく聞く遠隔操作ウイルスかー、と思ったら、みんななっていました。

近所では土曜日にイベントがあったのですが、今日がホントのハロウィンです。
ヨーロッパに伝わる収穫祭と死者の祭りがもとになっているそうです。
1年のうちでもっとも昼の長さが短くなる時季に、新しく再生する年を祝う気持ちが込められているそうです。
自分にはなんだか、お正月冬至を一緒にやるような感じがするのですけれど。
ハロウィンの顔ともいうべきカボチャのランタンと、冬至のカボチャがどうしてもカブってしまいます。
文化は違えど同じ人間ですもの、考えることはどこか似ているのかもしれません。

2012年10月30日 (火)

和菓子菜の花 月のうさぎ

こんばんは 千夜人です。
今朝はこの秋1番の冷え込みでした。キーボードを叩く指先が誤作動気味です。

地球にもっとも近い天体のひとつ、月fullmoon
模様が見えたり、満ち欠けをしたり、日々移り変わる姿に親しみを感じます。
ほのぼのとしてあたたかく見えたり、冴え冴えとして冷たく見えたり、雰囲気もずいぶんと変わります。
昨夜の月明かりは青々としていましたけれど、こちらはほこほことした感じでしょうか。
従姉からのいただきものですbleah
和菓子菜の花さんの栗まんじゅう「月のうさぎ」ですheart04
十五年前の十五夜に生まれた、こちらの代表的なお菓子だそうです。
まるいお月さまからぴょこっとうさぎの耳が覗いている包装紙には、
童謡の一節も書かれていてどことなくほのぼのとしています。
エコロジーにも気を使っているお店らしく、色や素材も自然な風合いです。
中身は、色や形が栗を模した「てかてか」っとした栗まんじゅうとは違い、素朴な感じですdelicious
月とうさぎをイメージして作られたそうですが、白い粉がかかっていて少々ゴツゴツした見た目は、
レゴリスに覆われた月面を連想させます。
月とうさぎ、というより、自分には月そのもののイメージです。
見た目のゴツゴツ感とは裏腹に、ほろっとした麦こがしの皮はやわらかく、あんも甘すぎず量も少なくあっさりめ。
中には大きな栗が丸ごとひと粒入っています。
皮がうさぎ、中の栗が月をイメージしているのかもしれません。
黄色くてまるいお菓子ばかりが「月」を名乗っているのではないのですね。
麦こがしのほろ苦い味わいが気に入ったのか、父上が「おいしい」を連発していましたgood
箱根や小田原のお土産の定番らしいです。
いいなぁ、箱根。自分も行ってみたいです。

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千夜人個人の評価:☆☆☆
(基本、好きなんですよね~栗。父上も絶賛していましたけれど、皮の風味がいいです。
懐かしい味わいが、カフェオレに合うかもcoldsweats01

2012年10月29日 (月)

同じ十五夜ですが

こんばんは 千夜人です。
昨日見えなかった日曜日のおひさま、出勤前に撮りました。
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一昨日の十三夜から2日後の今夜。
旧暦9月の十五夜ですfullmoon
前線が通過したことと、晴れているからでしょうか。今夜も冷え込みそうですdown
旧暦8月15日の中秋の名月のころは、まだこんなに寒くありませんでした。
やはり夜が更けるまでお月見をするには、ちょっと堪えますねbearing
日が沈む前にすでに月が昇っている十三夜。
まだおひさまの暖かさが残っている宵のうちに、月が見えるほうがいいのかもしれません。
現在のカレンダーでも、10月は残すところあとわずかです。
寒がりには辛い季節も、もう目の前です。

2012年10月28日 (日)

日本のトリックオアトリート?

こんばんはこんにちは 千夜人です。
やはり見えません、日曜日のおひさま。今朝は防災訓練でしたが、終わり間近に雨まで・・・。

昨日は旧暦の9月13日。十三夜のお月見でしたheart04
夕方から夜にかけて、薄雲が通り過ぎたりしながらもきれいな月を楽しむことができましたconfident
中秋の名月とは違ってまんまるお月さまではないのですけれど、
昇ってくる時間が早いので高度もあり、月の光も冴え冴えとして見えました。
さて昨夜は、地区のハロウィンのイベントも行われましたheart04
日本人ならお月見でしょ、と言いたいところですけれど、地域交流にはなかなかいいものです。
ハロウィンで各家庭をまわる子供たちの台詞「トリックオアトリート」とは、
「お菓子をくれないと悪戯するよ」という意味があるのだそうです。
ハロウィンが死者のお祭りであることも考えると、「お供えしないと霊障起こすよ」にも聞こえるのですが・・・。
いやいや、日本のご先祖さまはそんなことしません。
お月見では、お団子や里芋(中秋の名月)、栗や大豆(十三夜)など、その時期に収穫されたものをお供えします。
そしてお供え物は、家人に見つからないようにこっそり頂いてしまってもよかったのだそうです。
お月さまがお供え物を召し上がってくれたと考え、かえって喜ばしいことだとされていたようです。
なんだかほのぼのとしていて日本らしいです。
あくまでも、昔の、文化的な話です。
けして盗みを奨励しているわけではありませんので、あしからずbomb

2012年10月27日 (土)

なにがなんでも十三夜

こんばんは 千夜人です。
夜になって風が強くなってきました。今日のうちに撮っておけばよかったかなぁ、おひさま。

今日は旧暦の9月13日。
十三夜です。
地区では、10月31日が近い土曜日ということで、ハロウィンのイベントがありました。
というわけで、主砲を持ち出して、お菓子集めに奔走するちびっ子たちに月を見せてあげました。
「おっきー」「きれー」と喜んでいたので、ちょっとばかりしてやったりbleah
十三夜は、別名「栗名月」「豆名月」と呼ばれます。
栗ご飯は炊けなかったのですが、おかずはお月見メニューにしてみました。
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手羽中と栗の煮物、煮豆、月見豆腐です。
・・・たんぱく質ばっか・・・sweat02
そして今夜の主役です。
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影の主役は、魔法使いに扮した父上だったりして。
結構似合っていて大ウケでした。

2012年10月26日 (金)

ハロウィンもいいけれど

こんばんは 千夜人です。
事務所は今日も冷房でした。自分は寒がりなので冷えすぎて困っています。

明日、地区でハロウィンのイベントがありますheart04
甥っ子も仮装して町内を回ってゲーム? をするそうです。
ハロウィンというより地域交流ですね。
どうしてもアメリカの仮装パーティという印象が強いのですけれど、
本来は10月31日の晩に行われる、ヨーロッパを起源とする死者の祭りや収穫祭が由来らしいです。
今週末にはハロウィンにちなんだ催し物がいろいろありそうです。
収穫祭といえば、10月27日は十三夜です。
十三夜は、旧暦9月13日の月のことですmoon1
中秋の名月を別名「芋名月」と呼ぶように、十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。
この時期に収穫する栗や大豆をお供えし、お月見をする習慣があります。
ハロウィンもいいけれど、お月さまも忘れないでねwink

2012年10月25日 (木)

海でも行かないと

こんばんは 千夜人です。
事務所のエアコン、昨日は暖房、今日は冷房。各自服装で調整できないんですかねぇ?

ずいぶんと日の入りの時刻が早くなりました。
近頃は、17時を少しすぎると沈んでしまいます。
空気が澄んでいるからでしょうか、きれいな夕焼けにはっと立ち止まってしまうことがあります。
その夕焼けの中に、なかなか見つけられない星がひそんでいます。
太陽系の惑星の中で、もっとも太陽に近い軌道をまわる水星です。
27日に東方最大離角、地球から見て太陽から東側にもっとも離れる日を迎えるのですが、
それでも高度が低いのでかなり苦しい状況です。
太陽の東側なので、日の入り後の西空に見えるはずです。
水星の近くには火星もやってきていて、さそり座の1等星アンタレスと赤さ比べをしているのですが、
こちらも夕焼けの中では見づらそうです。
視界の開けている海辺だったら見えるでしょうか。
どちらにせよ、空が暗くなるか、星が沈んでしまうかの勝負になりそうです。

2012年10月24日 (水)

神話はないけれど

こんばんは 千夜人です。
紅葉や初冠雪の便りが聞かれるようになりました。晴れた日はいっそう冷えますね。

南天の星座のひとつくじゃく座は、17世紀につくられた新しい星座です。
大航海時代、新たに開拓された南の星空に描かれた、珍しい動物の星座です。
新しい時代の星座なので、ギリシャ神話はありません。
でも、クジャクは昔から知られていたのでしょうか、ギリシャ神話にクジャクのお話があります。
大神ゼウスのお后ヘーラは、いつもゼウスの浮気に悩まされていました。
あるとき、ゼウスがヘーラの目を誤魔化すために、気に入ったある国の王女を牛の姿に変身させました。
でも、そのことに気づいたヘーラは、ゼウスが近寄れないよう牛のそばで怪物に見張りをさせました。
怪物はアルゴスという名前で、100もの目がありました。目は交代で眠り、必ずいくつかの目は起きていました。
ところが、ゼウスの使いの神ヘルメスが笛を吹くと、その音色に最後の目も眠ってしまいましたsleepy
見張りに失敗してしまったアルゴスですが、ヘーラは忠心を称え、その目を美しい鳥の羽に飾ったといわれています。
そういえば、クジャクの羽の模様は目玉のようにも見えます。
怪物の目玉模様をシャラシャラと揺らして迫ってくるクジャク・・・。
ちょっと怖いかもcoldsweats02

2012年10月23日 (火)

そうこうしているうちに

こんばんは 千夜人です。
未明の風に植木鉢がひっくり返されました。寝ぼけながら起こしてやっても、またひっくり返されて・・・。

今日は二十四節気のひとつ霜降です。
露が冷えて霜が降るころとされています。
明け方は前線に向かって吹く南寄りの風でなんとなく蒸し蒸ししていましたけれど、
通過後はぐんと気温が下がって晩秋らしい気候となりました。
紅葉もまた一段と進みそうですmaple
寒がりさんには辛い季節が迫ってまいりました。
こんなときはいっそう南天の星空に憧れてしまいます。
もちろん、澄んだ秋の夜空に繰り広げられるギリシャ神話の世界も好きです。
でも、くじゃく座をはじめ、南方の珍しい星座も実際にみたいなぁと(そんなあたたか~い地域へ行きたいなぁと)、
ついつい思ってしまう肌寒い秋の夜・・・。

2012年10月22日 (月)

例外もあります

こんばんは 千夜人です。
前線の通過に伴い、荒れるようです。何事もなく過ぎ去ってくれるとありがたいのですが。

風が出てきたからでしょうか、月などもくっきりと見えていましたmoon2
秋風に月というと、なんとも日本らしい風情です。
上弦の月明かりに埋もれていた星座たちも、月が沈んでしまえば姿を現しはじめます。
現在使われている星座はほとんどが西洋のものです。
古くから伝えられてきた星座は、ギリシャ神話に登場する人物や動物たちが描かれています。
17~18世紀には、古い星座の隙間を埋めたり、南天の星空に新しい星座がつくられました。
ほとんどが明るい星もなく、目立つ星並びもなく、なんじゃこりゃ? なものが多いのですけれどsweat02
くじゃく座はなんと、2等星がひとつ含まれていますshine
名前もクジャクらしく「ピーコック」といいまして、ちょうどクジャクの頭の飾り羽にあたるようです。
星並びも、なんとな~く羽を広げたクジャクっぽくつなぐことができるようです。
南天の星座としては早くから知られていたようですので、どうやら早い者勝ちだったのかもしれませんcoldsweats01