« 2012年9月 | メイン | 2012年11月 »

2012年10月

2012年10月11日 (木)

もちろんあります

こんばんは 千夜人です。
電話も聞き取れないくらいの轟音に外へ出てみると、なにやら飛んでいきました。空自・・・?

88ある星座の中には、新しくつくられた科学機器を描いたものがいくつかあります。
秋の夜空に置かれたけんびきょう座もそのひとつです。
けんびきょう座は、小さなものを拡大して見るための顕微鏡がモデルとなっています。
でも、遠くの星を見るために使うのは、双眼鏡や望遠鏡です。
残念ながら双眼鏡の星座はありませんけれど、望遠鏡の星座ならあります。
名前もそのまま、ぼうえんきょう座です。
いて座のさらに南に位置していて、目立つ星がないために、福井からはほとんど見ることができません。
星の世界に置かれたぼうえんきょう座。
星を見るための道具なのに、あまりにも目立たなさすぎてちょっとかわいそうです。

清月堂本店 おとし文

こんばんは 千夜人です。
朝起きたらお天気が良かったので(明日から雨なので)、両親がお出かけしてしまいました。羨ましい・・・。

秋はお月見の季節ですfullmoon
月はお菓子のモチーフにしやすいのでしょう、いろいろあるのでよりどりみどり。
などど迷ってしまいましたので、頂き物をご紹介します。
清月堂本店さんの「おとし文」ですheart04
全然月っぽくなさそうですけれど、こちらのお店の名前が、
創業地の近くに橋が多く、橋からながめた水面に月がきれいに写っていたことが由来なのだそうです。
そんな清月堂本店さんの看板商品がおとし文だそうです。
おとし文というのは、渡すに渡せない恋文を川に落としたはかない思いを表したお菓子だそうです。
上品な色の箱には流水と月の絵柄が描かれていて、川に落とした手紙が水面を揺する情景が思い浮かびます。
淡いピンクの包み紙にも、黄色いお月さまの意匠が施されています。
中身は、きみしぐれという和菓子ですdelicious
お月さまを思わせる黄身餡を、こし餡で包んで蒸してあります。
ひび割れからのぞく黄身餡が、ゆらゆらとはかなく揺れる月明かりのようにも見えます。
ほろりと崩れる食感も、はかなさを表しているようです。
今年は月モノイベントがことごとく不発に終わっているので、
なにやら今の自分の気持ちに似ているような気がします。
10月27日の栗名月こそ、なんとかじっくり眺めたいものです。
このお菓子は少し前、従姉にいただきました。いつもありがとうございます。

Image094
千夜人個人の評価:☆☆
(和三盆の風味が上品な和菓子です。
水分奪われるので、緑茶と一緒にいただくとよさそうです)

2012年10月 9日 (火)

夜露降る

こんばんは 千夜人です。
青空が見えると、どっか行っちゃいたくなります。

昨日は、二十四節気のひとつ寒露でした。
空気がひんやりとして、草木に露が降りるころだとされています。
残暑の9月からは予想できませんでしたが、急に秋らしいといいますか、冷えを感じるようになりました。
ぼやーとしていていつのまにか終わってしまった昨年とは違い、今年の紅葉は期待できそうですheart04
さて昨夜は、ジャコビニ流星群・・・今は10月りゅう座流星群と呼ぶそうですが・・・の極大が予想されていました。
風に冷たさを感じながら空を見上げていたのですけれど。
薄い雲がかかっていたようで、木星の輝きもどことなく頼りなげでした。
しばらく待っていたのですが、結局、流れ星を見ることは叶いませんでした。
秋は空がきれいな季節ですが、変わりやすいのが惜しいです。

2012年10月 8日 (月)

こうま見えたかも

こんばんは 千夜人です。
昨夜、福井県立恐竜博物館のナイトミュージアムに行ってきました。ゆるキャラのお見送り。
121007_195335_2

せっかくお誘いいただいたので、夕飯の準備をしてから行ってきましたcardash
福井県立恐竜博物館のナイトミュージアムheart04
よそうしていたよりも車が多くて驚きました。しかも、県外ナンバーの車も何台かありました。
特別展翼竜の謎」も、昼間よりは人が少なかったおかげでゆっくりと見て回れました。
体のデザインは、ランフォリンクス類よりプテロダクティルス類の方が好きかなぁ、などと思いながら。
記念に缶バッジやクリアファイルなどをいただきましたbleah
さて、駐車場には明かりがあるものの、恐竜の森に囲まれているおかげで空はかなり暗いです。
閉館時間が迫っていて、警備員さんの視線を感じながらも少し目を慣らすと、
福井では見づらかった目立たない星座も見えてきました。
夏の大三角周辺は星座を形づくる星まで見えましたし、いるか座の菱形の星もすぐに見つかりました。
となると、ペガスス座の鼻先といるか座の間の・・・あれがこうま座なのかなぁ。ふたつほど怪しい星が。
たぶん。合っていると思うのですけれど。

2012年10月 7日 (日)

残り物の偶然?

こんばんは 千夜人です。
変わりやすい天気でしたが、なんとか写りました。日曜日のおひさまです。
121007_103223

星を見るために使うのは、双眼鏡や望遠鏡など遠くを見るための道具です。
星空の中にけんびきょう座があるのは、なんだか不釣合いな気がします。
けんびきょう座は、18世紀につくられた新しい星座です。
星座の空白域を埋めるようにしてつくられたので、いわゆる残り物の星が使われていますcoldsweats01
星座はそれぞれに中で1番明るい星があるのですけれど、
けんびきょう座は88ある星座の中で、明るい星がもっとも暗い星座です。
顕微鏡だけに、見た目の星も小さく暗く、ということなのでしょうか。

2012年10月 6日 (土)

月がダメなら

こんばんは 千夜人です。
福井県立恐竜博物館から「ナイトミュージアム」のお誘いがありました。行きたいけど夕食の準備ぐぁ。

日食ツアーで立ち寄れなかった月読宮。
月読尊がお怒りなのかsweat02、今年の月モノイベントの条件がよろしくありません。
6月4日の部分月食は、月食中に雨が降り、その前と後は晴れていたというなんとも悔しいお天気に。
7月15日の木星食は、時間が迫るにつれて雲が増えてきて結局見えずじまい。
8月14日の金星食は、雲どころか土砂降りの雨。
9月30日の中秋の名月にいたっては、台風17号の接近。夜更けに雲の切れ間からちょっとだけ観れました。
昨夜の木星と月の接近も、ずっとは観られなかったようですし、自分のスケジュールが厳しかったです。
こうなると、10月27日の十三夜栗名月)も怪しいです。
そのかわり、といってはなんですが、10月8日にジャコビニ流星群の活動がピークを迎えるそうですheart04
りゅう座、北極星と織姫星の間くらいに放射点がある流星群です。
13年ごとに数が多くなることが知られていますが、残念ながら昨年でした。
今年はもう大発生はないかもしれませんけれど、
のんびりと星を眺めながら、時々流れる流れ星を楽しんでみてはいかがでしょうかwink
月の出が遅いのでcoldsweats01、もしかしたらこちらは観られるかもしれません。

2012年10月 5日 (金)

じわりじわりと

こんばんは 千夜人です。
行楽シーズンですが、明日は金沢で会議です。どっか行っちゃいたいです。

秋の夜空にくっきりお月さま。
その近くには明るい星が輝いています。惑星のひとつ、木星です。
逆サイドに見えているのは、おうし座の1等星アルデバランです。
今夜から明日朝にかけて、じわりじわりと月が木星に近づいていきますheart04
7月15日に見られなかった木星食のように隠すところまではいかないのですけれど、
かなり近づくので絶景だと思いますwink
月も程よく欠けています。拡大してクレーターなど表面を観察するのもおススメです。
木星も、ガリレオ衛星が見えているようです。
ガニメデとエウロパ、木星をはさんでカリストが見えます。
イオは木星の手前を通過中で、うまくすれば、ひょっこり出てくるところが見えるかも。
秋の夜長にいろいろじっくりと楽しめそうですが、
残念ながら自分は明日が早いので、今日はちょっとだけ見て休みます。
あーもー、どうしてこんなときにweep
それではみなさま、お楽しみに・・・。

2012年10月 4日 (木)

手助けになる?

こんばんは 千夜人です。
今日も他の業務のお手伝いをしたので遅くなったのですが、かろうじて月より早く帰りました。

北の空で1番小さな星座、こうま座
小さい上に目立つ星がないので、全然見えませんsweat02
小さいものを見るには、やはり道具が必要ですflair
こんなときは、やっぱり顕微鏡です←双眼鏡ではなくて。
こうま座から、ずーっと南へと視線を下ろしていくと、けんびきょう座があります。
こうま座は歴史のある星座ですが、18世紀につくられた新しい星座のひとつです。
あまりにもこうま座が見えにくいというイライラからつくられた星座ではなく、
発明品を称えて制定された星座だそうです。
現代でも、遠くの星や銀河を探すのに顕微鏡を使うこともあるそうなので、
星空の中の顕微鏡というのも悪くないかもしれませんねbleah

肥えてない

こんばんは 千夜人です。
今夜は居待月。残業している間に昇ってきてしまいました。待っている感ナシ。

見事な秋晴れでした。
爽やか、を通り越して暑いくらいでした。
天高く、馬肥ゆる秋。
でも、こうま座は見つけにくいです。
ギリシャ神話ではこうま座は、ふたご座のモデルとなったカストル、ポルックス兄弟の兄の方、
カストルの馬だといわれています。
大神ゼウスの血を引いた弟ポルックスと比べると、人間の王の血を引いた兄カストルはちょっと控えめ?
そんなカストルの馬だから目立たないのでしょうか。がんばれ~。

2012年10月 2日 (火)

もしかして

こんばんは 千夜人です。
先週に引き続き、火曜日のリベンジおひさまです。いっけぇ(大きな)「ぷち」が出ています。
121002_080552

台風17号が過ぎ去った後の空がとても青くて、9月30日のお月見がとても悔やまれます。
2012年は、珍しい天文イベントが目白押しです。
5月21日の金環日食(福井ではカチューシャ部分日食)、6月6日には金星の太陽面通過
特急しらさぎが止まってしまったり(←さりげにトラウマ)、雲が気になったりと、
不安はあったものの今年のメインともいえるイベントは制覇できたのですけれど。
6月4日の部分月食、7月15日の月による木星の食、8月14日の月による金星の食
そして9月30日の中秋の名月も、何とか観ることはできましたがかなり不完全燃焼。
5月6日のスーパームーンと8月31日のブルームーンは観ましたが、「食」ほどのレアものではありません。
思い返してみれば、月モノがほぼ全滅状態。
そういえば、金環日食の遠征ついでにお参りした伊勢神宮。
天照大神のお食事を司る豊受大神をおまつりする外宮、天照大神をおまつりする内宮へとお参りしましたが、
月夜見尊をおまつりする月夜見宮はお参りできたのですけれど、月読宮には行けなかったのですcoldsweats02
・・・これがいけなかったのでしょうか・・・shock