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2012年10月24日 (水)

神話はないけれど

こんばんは 千夜人です。
紅葉や初冠雪の便りが聞かれるようになりました。晴れた日はいっそう冷えますね。

南天の星座のひとつくじゃく座は、17世紀につくられた新しい星座です。
大航海時代、新たに開拓された南の星空に描かれた、珍しい動物の星座です。
新しい時代の星座なので、ギリシャ神話はありません。
でも、クジャクは昔から知られていたのでしょうか、ギリシャ神話にクジャクのお話があります。
大神ゼウスのお后ヘーラは、いつもゼウスの浮気に悩まされていました。
あるとき、ゼウスがヘーラの目を誤魔化すために、気に入ったある国の王女を牛の姿に変身させました。
でも、そのことに気づいたヘーラは、ゼウスが近寄れないよう牛のそばで怪物に見張りをさせました。
怪物はアルゴスという名前で、100もの目がありました。目は交代で眠り、必ずいくつかの目は起きていました。
ところが、ゼウスの使いの神ヘルメスが笛を吹くと、その音色に最後の目も眠ってしまいましたsleepy
見張りに失敗してしまったアルゴスですが、ヘーラは忠心を称え、その目を美しい鳥の羽に飾ったといわれています。
そういえば、クジャクの羽の模様は目玉のようにも見えます。
怪物の目玉模様をシャラシャラと揺らして迫ってくるクジャク・・・。
ちょっと怖いかもcoldsweats02

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