映画 天地明察
こんばんは 千夜人です。
なにかの前触れを感じさせる真っ赤な夕焼け。思わず見とれてしまいました。
先日、映画「天地明察」を観てきました。
江戸時代、日本初の暦づくりに挑戦した安井算哲(後の渋川春海)のお話です。
お恥ずかしながら、原作の小説はまだ読んでいません。
たぶん、2時間21分にぎゅぎゅぎゅ~っと押し込んであるんだろうなぁと思いながら観ていました。
改暦、天文、算術、囲碁、政治など、ほんと盛りだくさんです。
自分は(主人公ほどではないけれど)星好きなので、ついついそっちのほうに注目してしまうのですが、
映画ならではのウソに、ひとりツッコミを入れながら、そのウソのおかげで楽しむこともできました。
もしかすると、囲碁好きな人や算術好きな人にもツッコミどころはあるのかも。
実在した人がいるわけですし、小説の描き方とも違うのでしょうけれど、
改暦という壮大なプロジェクトに命を賭けて挑む人々の熱い思いが伝わってきました。
北極出地のエピソードが良かったです。
辛くて大変な旅だけれど、志を同じくする者どうし、とっても楽しそうです。
寒いのがダメなので、自分にはとうてい無理ですけど。
ひとりひとりに才能や情熱はあるけれど、
諦めずにやりぬくこと、みんなで支えあうことって大事だなと思いました。
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