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2013年2月

2013年2月28日 (木)

ぽっかぽか

こんばんは 千夜人です。
月末処理で帰りがすっかり遅くなってしまいました。目が疲れます。

今日は春らしい1日でした。
ついつい空調の温度設定を下げていました。
寒がりなのに、珍しいです。
今日は七十二候のひとつ、草木萌動そうもく めばえ いずる)です。
寒さも峠を越え、草木が一斉に芽吹く頃とされています。
暖かい陽射しに誘われて、植物の芽も動き出しそうな日になりました。
こんな日が続いてくれるとありがたいのですが、週末にはsnowが表示されていました。
さすがに積もることはないでしょうが、金沢まで行かないといけないのでちょっと滅入りますね。

2013年2月27日 (水)

つま先にポンポン

こんばんは 千夜人です。
車に給油してきましたgasstation。最近、お釣りが少なくてさみしいです。

ギリシャ神話に登場する双子のカストルとポルックスgemini
ふたりを描いたふたご座は、仲良く並んだ頭の星に兄弟の名前がつけられています。
神話の中でも仲の良い兄弟で、冒険や戦いにもいつも一緒だったそうです。
兄カストルは馬術に秀で、弟ポルックスは拳闘の達人と伝えられる、とても勇ましい兄弟だったようです。
兄星カストルから体の星をてんてんとつなぎ、足までたどっていくと、足元に星の集まりがあります。
メシエ天体、散開星団M35です。
満月ほどの広がりがあり、5等級くらいなので暗いところでは肉眼でもなんとなく見えます。
双眼鏡でも望遠鏡でも楽しめる人気のある星団のひとつです。
位置している場所が場所だけに、靴につけるポンポン飾りのようにも見えます。
勇ましいおにいちゃんのイメージなのに、ちょっとかわいらしい趣味かもsweat02

2013年2月26日 (火)

四つ子どころじゃない

こんばんは 千夜人です。
氷点下が続くと辛いです。でも、日中のひなたぼっこは気持ちがいいですね。

ひと言で星といいましても、それこそ星の数ほどいろいろな星があります。
地球も星のひとつですし、地球の兄弟星ともいえる太陽系の惑星たちも同じものがないくらい多様です。
月や衛星、小惑星や彗星といった小さな天体も星の一種です。
もちろん、太陽も恒星という星のひとつです。
太陽は単独ですが、恒星の中にはいくつかの星がお互いを回りあっているものがあります。
ふたご座のカストルは、そんな連星のひとつです。
カストルを望遠鏡で観察しますと、そばにもうひとつ星がくっついて見えます。
地球から見てたまたまくっついて見える2重星というだけではなく、実際にお互いの周りを回りあっています。
しかも、ふたつの星にはそれぞれもっと小さな星がくっついていて、
詳しく調べるとそれぞれがお互いの周りを回りあっているのだそうです。
さらにもっとよく調べると、これら4つの星から少し離れたところを10等級ほどの星があって、
4つの星の周りを回っているのだそうです。
しかもこの星にも小さな星がくっついていて、お互いの周りを回りあっているそうです。
つまり、カストルという星は、
カストルAaとカストルAbが回りあっていて、カストルBaとカストルBbが回りあっていて、
しかもカストルAとカストルBが回りあっていて、さらにカストルCが回りあっているけど、
それもカストルCaとカストルCbが回りあっている、という状態です。
こういう星系を6重連星と呼んでいます。
もしもカストルが太陽だったら、地球には朝が来ないんじゃなかろうかというくらい、
6つの太陽が空をぐるんぐるんしていることになります。
眩しくて眠れそうにありませんねぇcoldsweats01

2013年2月25日 (月)

マイネローレン スタードロップ

こんばんは 千夜人です。
各地で科学館に展示されている隕石が人気上昇中。恐竜博物館にもありましたねぇ。しかも触れます。

昨日は、プラネ研のミーティングおよび機器のメンテがありました。
10日ばかり遅れてしまいましたが、バレンタインで購入したチョコレートを持参しました。
今年は、マイネローレンの「スタードロップ」ですheart04
楕円形の箱は、ほんのりピンク系の星空が広がっています。
実写なのでしょうか、でも残念ながらどこの星系なのか判りません。
アストロノミーシリーズの文字と、まるまるとしたはやぶさくんもどきのマークが印刷されています。
フーシェのギャラクシシリーズは神々しいイメージですが、こちらはキラキラしたかわいらしい感じです。
中身は、いろいろな形のチョコレートが6個、詰合せになっていました。
宇宙にはいろんな星があるんですよね。
みんなで分けたのと、お品書き? がついていなかったので、どれがどんな味なのかはわかりませんでした。
自分は、ホワイトチョコレートに小惑星の表面をプリントしたようなひと粒を食べてみましたdelicious
中にキャラメル風味? のクリームが入っていておいしかったです。
中が流体ということは相当大きな天体に育っているということになりますので、小惑星クラスではないかもしれませんね。
星っぽいチョコレートを持っていくのが恒例となっていますが、来年はどんなのが出てくるのか、
今からすでに楽しみですcoldsweats01
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千夜人個人の評価:☆☆
(ひとつしか食べていないのですが、おいしかったです。かわいらしくて食べるのがもったいないです。
色や形がいろいろあって、話がはずむ楽しいチョコレートです)

2013年2月24日 (日)

じつは四つ子?

こんばんは 千夜人です。
吹雪いたり晴れたり、忙しい空でした。おかげでなんとか撮れました。日曜日のおひさまです。
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ふたご座の兄星、カストル
望遠鏡で見ると、そばに小さい星がくっついているのがわかりますshine
地球から見て、ふたつの星がくっついて見えるのを2重星といいます。
明るいほうをカストルA、くっついているほうをカストルBと呼んでいます。
このふたつの星、くっついて見えるだけでなくて、お互いの周りをぐるぐる回りあっています。
ふたつの星が共通の重心を回りあっているのを連星といいます。
カストルはそれだけでも双子だったのですね。
ところが、詳しく調べてみると、カストルは双子ではなかったのだそうです。
カストルAにもカストルBにも、それぞれ暗い星がそばにあって、
それぞれがお互いの周りを回りあっていたのだそうです。
カストルAaとカストルAbが連星で、カストルBaとカストルBbが連星で、
カストルAとカストルBが連星という4重連星になっています。
え~っと、双子の兄弟が手を繋いでぐるぐる回っていたと思ったら、それぞれもうひとりずつ連れていた・・・。
う~ん目が回りそうです。

今日も1日中寒かったですね。
おかげであんよがこんな状態↓
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2013年2月23日 (土)

春の空気はどこ

こんばんは、にはまだ少し早いでしょうか。千夜人です。
車検費用の支払いに行ってきました。領収書を待っている間、ほったらかしというのもちょっと寂しかったです。

夜中、雷の音が聞こえていたのでさぞかし白くなっていることと思いきや、
心配していたほど積もっていなくてほっとしていますsnow
しかも、朝からちらちらと降っている雪に不安だったのですが、昼からは青空が広がってきました。
でも。
寒いですbearing
今年の福井は、雪は多くありませんけれど、気温が低い傾向にあるようです。
今日は七十二候のひとつ霞始靆かすみ はじめてたなびく)です。
春霞がたなびきはじめ、遠くの景色がぼんやりとして見える頃とされています。
朝から濃霧注意報が発令される日もそろそろ出てきましたが、まだまだ空気はきりっと冷え切っています。
あ~あ、ぼんやりしたいですねぇ。
趣のある春霞は歓迎ですが、スギ花粉や黄砂、最近ウワサのPM2.5などはお断りです。

2013年2月22日 (金)

しかも回ってる

こんばんは 千夜人です。
顔を合わせたくないのかこそこそ会社に出かけようとするダンナを、早起きして先回り。

明るさの似通った星がふたつ並んでいることから当てはめられた、ふたご座
兄弟の星の一方、兄星カストルは、それだけでもふたつの星がくっついて見える2重星です。
しかも、このふたつの星、数百年をかけてお互いの周りを回りあっているそうです。
このように、星どおしが重力の影響を及ぼしあっているのを連星と呼びます。
長い年月をかけて観測すると、少しずつふたつの星の位置が変化しているのがわかるそうです。
現代では観測技術が発達して、短い期間でも変化を捉えることができるようになってきました。
自分が子供のころに読んだ本では、周期が300年から500年とかなり幅がありました。
今、検索すると、467年周期という具体的な数字になっています。
将来はもっと細かな数字になるのでしょうか。
それはそれでちょっとコワイかも。

2013年2月21日 (木)

かくれふたご

こんばんは 千夜人です。
ダンナ様曰く、男友達は急な誘いでも乗ってくれる・・・って、何と比較されているんでしょう。

仲良く並んだ兄弟星gemini
ふたご座の兄星カストルと弟星ポルックス
等級にしますと、カストルは2等星、ポルックスは1等星になりますけれど、
見た目の明るさの違いはそれほど感じられません。
双子をはじめ、一組のものに見立てられるのもなるほどと思えます。
カストルを望遠鏡で観察しますと、すぐそばに小さな星がくっついています。
3等星のカストルBです。
くっついて見える星を重星といいます。
ふたつの星がくっついて見えるので、2重星といいます。
カストルだけでもふたごちゃんだったのですね。
もしかして大神ゼウスの隠し子sign02 なんて考えてしまいます。
あ、ゼウスさまの場合、隠し子騒動なんてあたりまえかぁcoldsweats01

2013年2月20日 (水)

マイネローレン プチギャラクシ

こんばんは 千夜人です。
ロシアに落ちた隕石のニセモノが出回っているそうです。

ユエさんからいただきました友チョコをご紹介します。
マイネローレンの「プチギャラクシ」ですheart04
昨年2012年2月にご紹介しました「ギャラクシ」の中から、金星と地球の詰め合わせとなっています。
板チョコに半球がくっついたような形で、金星と地球をイメージしたデザインとなっています。
金星は、惑星探査機マゼランが観測した金星表面を連想させるオレンジ模様です。
地球は、海の惑星を思わせる真っ青な星に白い雲が浮かんでいます。
はっきりとした色使いがとてもきれいなのですが、食べることを考えると若干苦笑気味coldsweats01
でも、おいしいんですよね~notes
ユエさん、ありがとうございましたhappy01
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千夜人個人の評価:☆☆☆
(見た目がきれいなのですが、それがちょっと不安?
おしゃれなチョコレートは洋酒が利きすぎていることがありますが、強すぎなくておいしかったです)

2013年2月19日 (火)

取り違えないように

こんばんは 千夜人です。
季節の変わり目は天気予報もなかなか当たりませんね。でも、今夜の冷え込みは当たりそうです。

よく似たふたごのお星さま。
ふたご座の弟星ポルックスと兄星カストル
どっちがどっちか迷ってしまうかもしれません。
ギリシャ神話では、大神ゼウスの血をひくのが弟のポルックス、人間の王の血をひくのが兄のカストルといわれています。
というわけで? ほんの少し明るいほうがポルックス、ほんの少し暗いほうがカストルということになります。
明るさの違いがイマイチ判らないなぁ、という場合には。
日本で昔から親しまれてきた金星銀星(きんぼしぎんぼし)という名前があります。
金星がポルックス、銀星がカストルを指します。
呼び名をもとにしますと、黄色っぽいほうがポルックス、白っぽいほうがカストルということになります。
色までははっきり判らないなぁ、という場合には。
冬の星座には、ポルックス以外にもたくさんの1等星が集まっています。
ふたご座に隣接して、ぎょしゃ座とこいぬ座が位置しています。
ぎょしゃ座の1等星カペラに近いほうがカストル、こいぬ座のプロキオンに近いほうがポルックスです。
どっちがカペラかプロキオンか判らな~い、という場合には。
手っ取り早く、覚えちゃってください。