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2013年2月26日 (火)

四つ子どころじゃない

こんばんは 千夜人です。
氷点下が続くと辛いです。でも、日中のひなたぼっこは気持ちがいいですね。

ひと言で星といいましても、それこそ星の数ほどいろいろな星があります。
地球も星のひとつですし、地球の兄弟星ともいえる太陽系の惑星たちも同じものがないくらい多様です。
月や衛星、小惑星や彗星といった小さな天体も星の一種です。
もちろん、太陽も恒星という星のひとつです。
太陽は単独ですが、恒星の中にはいくつかの星がお互いを回りあっているものがあります。
ふたご座のカストルは、そんな連星のひとつです。
カストルを望遠鏡で観察しますと、そばにもうひとつ星がくっついて見えます。
地球から見てたまたまくっついて見える2重星というだけではなく、実際にお互いの周りを回りあっています。
しかも、ふたつの星にはそれぞれもっと小さな星がくっついていて、
詳しく調べるとそれぞれがお互いの周りを回りあっているのだそうです。
さらにもっとよく調べると、これら4つの星から少し離れたところを10等級ほどの星があって、
4つの星の周りを回っているのだそうです。
しかもこの星にも小さな星がくっついていて、お互いの周りを回りあっているそうです。
つまり、カストルという星は、
カストルAaとカストルAbが回りあっていて、カストルBaとカストルBbが回りあっていて、
しかもカストルAとカストルBが回りあっていて、さらにカストルCが回りあっているけど、
それもカストルCaとカストルCbが回りあっている、という状態です。
こういう星系を6重連星と呼んでいます。
もしもカストルが太陽だったら、地球には朝が来ないんじゃなかろうかというくらい、
6つの太陽が空をぐるんぐるんしていることになります。
眩しくて眠れそうにありませんねぇcoldsweats01

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