« 2013年3月 | メイン | 2013年5月 »

2013年4月

2013年4月10日 (水)

再びの

こんばんは 千夜人です。
まだ黄砂やスギ花粉は飛んでいるようですが、なんだろう、ちょっとすっきりした気分。

今日は七十二候のひとつ鴻雁北こうがん きたへかえる)です。
暖かくなり、雁が北へと渡っていくころとされています。
福井市内ではそろそろ桜も散り始めましたが、今夜は寒が戻って山沿いでは雪とも言われています。
渡り鳥にとっても悩ましいお天気かもしれません。
さて、JAXAが2014年に打ち上げを予定している小惑星探査機はやぶさ2に関するキャンペーンを始めました。
星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2」で、
名前やメッセージ、寄せ書きなどを募集していますheart04
2010年6月に地球に帰還した小惑星探査機はやぶさ(兄)でのキャンペーンと同じく、
小惑星に接地するための目印となるターゲットマーカーに名前を印刷します。
加えて今回は、地球に帰還する再突入カプセルにも名前や寄せ書きのデータを記録したメモリチップを搭載するそうです。
はやぶさ2(弟)と一緒に宇宙を旅する気分を味わってみませんか?
家族や友人、学校や職場のみなさんで、弟くんを応援しましょうwink

2013年4月 9日 (火)

質問、ではなくて

こんばんは 千夜人です。
手足は冷たいし、くしゃみは止まらないし。実はこの時期が一番苦しいのかも・・・。

? をひっくりかえした形、とたとえられる星並び。
しし座の頭から胸にかけてを、西洋の草刈鎌にも似ていることからししの大鎌とも呼ばれています。
1等星レグルスや2等星アルギエバが含まれるので、けっこう目立つからでしょうか。
日本でも昔から気になる星並びだったようです。
岐阜や京都では、雨どいをひっかける金具の形に見立てて、樋掛け星と呼んでいたそうです。
といかけぼし・・・。
問い掛け星ではありませんbleah

2013年4月 8日 (月)

裏返しって

こんばんは 千夜人です。
昨日のお天気では仕方ありません。撮れなかった日曜日のおひさま、リベンジです。
130408_080639

太陽の通り道に位置し、星占いの星座として親しまれている星座たちは成立が古いからでしょうか、
星の明るさは仕方がないとして、比較的かたちが整っています。
しし座も、飛びかからんとするライオンの姿が見えてきます。
心臓に輝く1等星レグルスから北の方へ、たてがみの2等星アルギエバを通り、
星を繋いでいくとライオンの上半身になります。
よく(クエスチョンマーク)を裏返しにした形とたとえられるのですが、
分かりやすい星並びが見つかります。
西洋の草刈鎌のように見えることから、ししの大鎌と呼ばれています。
? は疑問符ですが、それの裏返しというのは何をあらわすのでしょうか。
上下が逆さまになった逆疑問符という記号があるそうですが、裏返しというのが気になります。
そもそも形を伝えるための「例え」なのですが、なんだかありそうな気がするんですよね、裏返しの? って。
ししの大鎌という言葉を聞くと、いつも余計なことを考えてしまいますsweat02

2013年4月 7日 (日)

獅子も歩けば

こんばんは 千夜人です。
強風で雲が切れればとも思っていたのですが、やはり無理でした。日曜日のおひさま。

しし座で1番明るい星は、心臓に輝く1等星のレグルス。百獣の王ライオンに相応しい小さな王という意味の星です。
2番目に明るい星は、尻尾に輝く2等星のデネボラ。位置する場所そのままに、獅子の尻尾という意味です。
それでは、3番目に明るい星はどれでしょう。
レグルスから少し北にある、たてがみに輝く2等星アルギエバです。こちらもそのまま、たてがみという意味です。
プラネの解説では、獅子もアルギエバ・・・とよくダジャレにされていますsmile
しし座は星占いの星座になっているくらいですから、とても分かりやすい形をしています。
これらトップスリーのあたりを眺めていますと、なんとなくライオンの姿が浮かんできます。
明るい星の場所と名前が合っていますので、ぜひとも覚えて誰かに自慢しちゃいましょう。
・・・誰に?

2013年4月 6日 (土)

2番目だけど

こんばんは 千夜人です。
金沢でお仕事だったので、出かける元気もありませんけれど。お花見どころではないお天気になってしまいました。

しし座の1番明るい星は、心臓に輝く1等星のレグルスですshine
では、2番目に明るい星は?
尻尾に位置する2等星のデネボラという星です。
デネボラという名前には、獅子の尻尾という意味があります。
デネボラは、うしかい座の1等星アルクトゥールス、おとめ座の1等星スピカとともに、
春の大三角を形づくる星のひとつです。
星座探しの目印となる春の大三角の一角であることから、
もしかするとデネボラの方がレグルスよりも名前が知られているかもしれませんcoldsweats01
2番目だけど、がんばってるもんbleah

2013年4月 5日 (金)

旅人たち

こんばんは 千夜人です。
明日、金沢でお仕事の日ですが、どこか花見に行ってしまいたいです。

今日は天気も良く、お花見日和でしたcherryblossom
今日も明日も仕事なので、自分は行きませんでしたけどsweat02
気温もぐんぐん上がり、初夏のような陽気でした。
春なのか夏なのか判らなくなりそうな1日でしたけれど、
今日は七十二候のひとつ玄鳥至つばめ きたる)でした。
南の方からツバメがやってくるころ、とされています。
今年は梅と桜が一緒に咲くような気候ですが、そろそろツバメも来るでしょうか。
さて、渡り鳥といえば、太陽系を旅する彗星も渡り鳥のようなものです。
パンスターズ彗星ですが、タイミングが合わないのか運が悪いのか、まだその姿を確認できていません。
明日、早起きしないといけないので、さらに早く起きて見ようかとも思っていたのですけれど。
すでに雲が広がり始めていますshock
とりあえず、ダメもとで早めに起きてみようかなぁ。

2013年4月 4日 (木)

王様ファミリー

こんばんは 千夜人です。
朝のパンスターズ彗星を見ようとしたのですが、昨夜の地震で1度目が覚めてしまい、結局寝過ごしてしまいました。

しし座の心臓に輝く王者の星、レグルスheart02
地球から見ると白い1等星です。
でも、望遠鏡で見ると、そばに8等星の小さな星がくっついています。
レグルスBと呼ばれる星で、レグルスのまわりを回っている連星です。
もっと詳しく調べると、レグルスのすぐそばにはもうひとつの星があって、回りあっているそうです。
しかも、レグルスBのほうにも、もうひとつの星があって回りあっているそうです。
ひとつの星に見えるレグルスは、実は2組の星たちが回りあう、4重連星なのだそうです。
ふたご座の6重連星カストルも変な星だなぁと思いますが、こちらもなかなか面白い星のようです。
見た目の明るさが全然違うので、さすがに王様の影武者とまでは言えないかもしれません。
でも、王様の家族の星たち、もしくは王様と取り巻きたちの星たち、だったら言えるかも。
優雅にダンスでも踊っているのでしょうかnotes

2013年4月 3日 (水)

王様ですが

こんばんは 千夜人です。
パンスターズ彗星とM31が接近して見えるはずですが、残念な空模様です。

星占いの星座のひとつしし座に、1等星レグルスが輝いています。
レグルスという名前には、小さな王という意味があります。
レグルスは、太陽の通り道の真上に位置するただひとつの1等星で、
そのことからか、昔から王様の運命を占う星と考えられていました。
百獣の王ライオンの心臓に輝く星にふさわしい名前です。
1等星には21個の星がランキングされているのですが、
実はレグルスは21番目、1等星の中でももっとも暗い星に数えられています。
名前は堂々としているのですが、見た目はちょっと地味?coldsweats01
華々しく輝きを競い合う冬の1等星たちとは違い、ちょっと離れて光っているレグルス。
自分は、小さな国の優しい王様を想像するのですが。

2013年4月 2日 (火)

王様だって気になる

こんばんは 千夜人です。
近所の神社では梅と桜が一緒に咲いています。ちょっとお得な感じです。

太陽の通り道に位置するしし座は、星占いの星座のひとつです。
しし座の心臓に輝く1等星レグルスは、小さい王という意味があります。
星占いの星座に含まれる1等星の中で、レグルスは太陽の通り道の真上にあります。
そのことから、レグルスは昔から王様の運命を占う星と考えられてきたようです。
百獣の王と称されるライオンの星座になったのも、王様の星をもっているからでしょうか。
それとも、ライオンの星座の1等星だから王様の星とみなされたのでしょうか。
昔の人たちの想像力って、すごいなぁと思います。
でも、やっぱりいつの時代も星占いって気になるものなんですね。
そういうのって、なんとなく親近感? がわいてきます。

2013年4月 1日 (月)

次は?

こんばんは 千夜人です。
新年度のスタートです。目標は、再婚。

桜の便りが届くころ、きらびやかな冬の星座たちは西の空へと去っていきます。
夜空を半分に分けたかのように、冬と春の星空では雰囲気が全然違います。
ちょっとおとなしめにも感じられる春の星座たちですが、勇ましく駆け上ってくるものもあります。
かに座の隣にあるのが、星占いの星座のひとつしし座ですleo
1等星がひしめき合う冬の領域から一呼吸おいたところにぽつんと光るのが、1等星のレグルスですshine
レグルスとは、小さい王という意味がありますcrown。百獣の王にたとえられるライオンに相応しい名前です。
しし座は、レグルスを心臓に輝かせるライオンの姿として描かれます。
でも、星座の名前はライオン座とはいわず、しし座と呼びます。
宵の頃、東の空にしし座をみつけると、春が来たなぁと実感します。