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2013年7月18日 (木)

こわいこわい

こんばんは 千夜人です。
どこまでやったんですか、ばたばたする、まだ仕事が追いつかないって・・・責めてるんでしょうか。

夏の夜空に描かれたSの字カーブの星並び。
海に囲まれた日本では、釣り針の形に見立てられました。
古代メソポタミアやエジプトでは、砂漠の毒虫サソリの姿に見られていました。
ギリシャ神話では、狩人オリオンを刺し殺したサソリが星座になったと伝えられています。
海の神ポセイドンの息子オリオンは、腕のよい猟師でした。
ところがオリオンは、「自分より強いものはいない」と自慢ばかりしていました。
オリオンの傲慢さに神々は怒り、大地の女神ガイア(もしくは大神ゼウスの后ヘーラ)は、
オリオンのもとに1匹のサソリを遣わしました。
サソリはオリオンの足を毒針でちくりと刺しました。
さすがのオリオンもサソリの毒にはかないませんでした。ばたりと倒れ、死んでしまいました。
このときの功績で、サソリは天に上げられてさそり座になったのだそうです。
オリオンも星座になりましたが、やはりサソリが怖いので、さそり座が出ているときには昇ってこないのだそうです。
さそり座は夏の星座、オリオン座は冬の星座です。星の動きに基づいた面白いお話です。
昔の中国でも、オリオン座の三ツ星を参、さそり座のアンタレス周辺を商と呼んでいて、
参と商は相見えることがないことのたとえに使われます。
南半球の一部では、両方一度に見られるところもあるんですけどねbleah

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