ずれちゃったけど
こんばんは 千夜人です。
台風18号、嶺南で猛威を振るっていたようです。そして何事もなかったような晴天・・・。
雨は断続的に降り続いていて、夜中過ぎころから風の音も気になりだしました。
北寄りの風で、自分は南側の部屋で寝ていたので、
風向きが変わったらうるさいだろうなぁと思いつつ、窓も細く開けっぱなしでそのまま朝まで。
大したことなかったと思っていたら、嶺南の方ではとんでもないことに。
豪雨やら竜巻やら台風やら。これも温暖化が原因なのでしょうか。
午後からは晴れてきて、夜にはくっきりはっきりお月さま。
すぐ近くにやぎ座があるのですけれど、これほど月明かりが眩しいと全然星が見えません。
もともと3等星以下の星で構成されているやぎ座は、街明かりがあると見つけることが難しい星座です。
それでも、昔からやぎ座はとても大切な星座のひとつでした。
太陽の通り道に位置する星占いの星座のひとつです。
そして星座が作られたころ、冬至の日の太陽が輝く場所でもありました。
冬至は、1年のうちで夜がもっとも長く、昼がもっとも短くなる日です。
また、北半球では太陽の南中高度がもっとも低くなる日です。
つまり、冬至の日を境に、夜が少しずつ短くなり、昼が少しずつ長くなり、南中高度も高くなっていくのです。
やぎ座は、太陽が力を取り戻していく場所だったのです。
残念ながら現在の冬至の太陽の位置は、地球の動きの関係でお隣のいて座に移ってしまいました。
それでもかつて冬至点があった星座として、南回帰線の名前などにその名残は残っています。
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