出発点
こんばんは 千夜人です。
アイソン彗星には戻ってきてほしいですが、自分は新しい人生を模索中。
星並びはあまりぱっとしないうお座ですが、とても大事な星座のひとつです。
地上に地図があるように、星空にも地図があります。
地上の地図に緯度と経度があるように、星空の地図にも天の目盛りである緯度(赤緯)と経度(赤経)があります。
天の赤道と天の子午線が交わる天の目盛りの出発点を、春分点といいます。
春分の太陽が通過する点です。
現在、春分点は西の魚の近くにあります。
2千数百年前、春分点はおひつじ座にありました。
地球の動きの関係で春分点は少しずつ移動し、今はお隣のうお座に移ってしまいました。
今の星空の地図の基準点は、うお座にあるのです。
ところが、700年ほどすると春分点は、さらにお隣のみずがめ座へ移ってしまいます。
星占いが考え出されたころは、生まれたときに太陽がある星座がお誕生日の星座だったのですが、
今では春分点と共に、すっかりずれてしまっています。
でも、星占いではお誕生日の星座はずらさないんですね。
そのうちに、お誕生日の星座がお誕生日の夜に観られる日が来るかもしれませんね←何千年後?
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