ひらけ~ひらけ~
こんばんは 千夜人です。
今日は1月11日、鏡開きです。我が家は小豆を炊いて、ぜんざいにしました。
鏡開きですが、空は開きませんねぇ。
さて、雲が開けば、北天の中心に座する北極星が見えるはずです。
北極星は、地球の地軸の北の延長線上に位置する星で、現在はこぐま座のα星がその役を担っています。
「現在は」というのがミソで、地球の地軸がコマ振り運動をしているため、天の北極も移動していきます。
つまり、北極星というのは、星の役職名のようなもの。いずれは、違う星が北極星の座に就きます。
とはいうものの、地軸のコマ振り(歳差運動)は1周するのに2万6000年ほどかかるといわれていて、
現在の北極星は、あと1000年くらいは北極星でいられるようです。
シミュレーターをぐりぐりまわしてみたところ、現在の北極星が天の北極にもっとも近づくのは100年後くらいです。
しばらくは、こぐま座α星が北極星の時代が続きそうです。
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