先代?
こんばんは 千夜人です。
夕方の西の空。水星と金星が接近して観えるはずなのですが・・・北陸はなかなか晴れてくれませんね。
現代の北極星は、こぐま座α星です。
同じこぐま座の中に、北極星と同じくらいの明るさで光る星があります。
こぐま座β星です。
コカブという名前で、アラビア語で星を表す言葉から名付けられているそうです。
北極星というのはいわば役職名で、地球の地軸の北の延長線上に近い星がその役を担います。
地球の地軸は首振り運動をしているので、地軸が指し示す天の北極も時代によって移動し、
それに伴い北極星も替わります。
今から3000年ほど前、北極星はコカブが務めていました。
(現代の北極星ほど、天の北極には近づかなかったようですが・・・)
星を意味する名前は、そんな時代に名付けられたからかもしれません。
ときどき、北極星を観ているつもりで、時間が経つにつれてどんどん動いていくなぁと思っていたら、
実はコカブだったなんてこともあります。
お互いに、そっちじゃなーい、なんて思われていたりして。
ちなみにこれは、カブ違い。蕪蒸しです。
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