ね!
こんばんは 千夜人です。
昼間には青空も広がっていたのですけれど、やっぱり今夜も雲が邪魔です。
北の空の真ん中で光っている北極星。
2等星なのですが、周りを見渡しても近くに明るい星がないため、等級の数字以上に存在感があります。
紛らわしいのは、同じこぐま座にある同じような明るさのβ星コカブくらいでしょうか。
日本は島国で船乗りさんが多かったからでしょうか、
北極星は方角を知るための星のひとつとして、昔から注目されてきました。
方角や時間を干支で表すことが多いのですが、北の方角を表すのが「子」であることから、
北極星は子の星と呼ばれていました。
江戸時代には、北極星が真北から少しずれていることが知られていて、
それにまつわる昔話が各地に伝わっていたりします。
江戸時代の北極星の位置は天の北極から2~3度離れていたようで、
現代よりも日周運動で描く円は若干大きかったようです。
今よりも大きかったとはいえ、広い空では小さな円です。
ほんの少しのズレですが、長い航海では船の進路に影響が出てくるということなのでしょう。
そんな小さなズレに気づいた昔の人の観察力は、ほんと、すごいですね。
13日夜にラブジョイ彗星を撮影してから、彗星をよりハッキリ(デジタル一眼で)写したいというモードに入ってます。雲はあるのですが、時々雲が切れるようで、切れる度に双眼鏡を持って外に出ています。 これで北極星が見えれば、極軸を合わせられるのに・・・。
投稿: FUDOU | 2015年1月16日 (金) 22:08
FUDOUさん こんばんは。
晴れ間があっても、狭いし長続きしませんね。
淡い天体は時間を稼がないといけないので、北極星が見えないのは厳しいですね。
自分はその前に、寒さが厳しいです・・・。
投稿: 千夜人 | 2015年1月19日 (月) 00:23