おててつないで
こんばんは 千夜人です。
今年は空梅雨なのでしょうか。7月になった途端に土砂降りになるくらいなら、今から降ってほしいです。
天の川から遠く離れたりょうけん座のあたりは、遠くの宇宙を見渡せる領域です。
だからでしょうか、天の川(銀河系)の外の銀河も数多く見られます。
天文学者メシエがまとめた星雲や星団のカタログにも、4つが載っています(M3は球状星団)。
その中のひとつM51は、子持ち銀河の愛称で知られた銀河系の外の天体です。
写真では、きれいな渦巻状のM51と、そこから伸びた腕の先に不規則型のNGC5195とが、繋がっているように見えます。
距離は2000万光年くらい。見た目だけでなく、お互いに力を及ぼしあっていると考えられています。
観望会など大きな望遠鏡で覗かせてもらっても、なかなか写真のように繋がっては見えません。
写真でみたイメージという補正がある程度必要です。心の中で画像処理してください。
初めて写真を見たときは、こんなものが宇宙にはあるんだーなどとひどく感動したものですが。
最近はもっとすごい相互作用している銀河も数多く見つかっているので、あまり珍しくなくなってしまいました。
それでもやはり、繋がっている銀河の代表格であることは間違いありません。
宇宙っておもしろいものがいっぱいありますね。
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