恐れ多くも
こんばんは 千夜人です。
今日は北陸地方の梅雨明けが発表されました。おつかいに出かけたのですが、さすがに車の冷房をつけました。
梅雨入り宣言は遅れましたが、梅雨明けはほぼ平年並み。
これからは星空を拝める日も多くなるでしょうか。
昼間の熱気が残って、夕涼みどころではないかもしれませんけれど。
ヘルクレス座の頭に位置するα星は、ラスアルゲティという名前で、ひざまずくものという意味があります。
プラネではよく、略してケチなどと呼んでいます。
時代は遡り、古代中国ではこの星を天帝の玉座に見立て、帝座と呼んでいたそうです。
この星の近くに見慣れない星が現れると、不吉なことの前兆としてみていたそうです。
後漢の時代。光武帝には、まだ学生だった頃に子陵という親友がいたそうです。
帝位についた光武は、子陵を重用しようと国中を探し、都に招きます。
宴を開いて懐かしい話などをしているうちに、子陵は酔って眠ってしまいます。
その夜、星を観測していた天文官が、帝座の近くに見慣れない星が明るく輝いているのを見つけました。
天下の一大事と光武帝に報告すると、「その星は子陵に違いない」と大いに笑ったということです。
子陵は寝相が悪く、光武帝のお腹の上に足を乗せて寝ていたそうです。
そりゃあ、一大事やわ。
寝苦しい夜が続きますが、体を冷やさないようお気をつけください。
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