Astrantia★アストランティア

こんばんは　千夜人です。

ときおり雲間から陽が射すと、とても暖かく感じます。そんな時間ができるだけ長いといいのですけれど。

流れ星をたくさん見るためには、空の暗い場所へ行くのがオススメです。

街明かりがあると明るい流れ星しか見えませんけれど、空が暗いと暗い流れ星も見えるので、

見える流れ星の数がぐっと増えます。

そのような場所ではもちろん、普段見えない等級の大きな（暗い）星まで見えてきます。

夏、ペルセウス座流星群を見に山へいったりすると、それはそれはたくさんの星に囲まれてしまいます。

ペルセウス座とカシオペア座の間に、なにやらもじゃもじゃしたものがあることに気がつきます。

二重星団と呼ばれる星の集まりです。

それぞれ３００個ほどの星の集団が、とても近くに寄り添って見えます。実際の空間でも近いらしいですよ。

昔からとても目立っていたようで、星としての符号が振られてしまったらしく、それぞれｈとχと名前がついています。

エイチとエックス、ではなくて、エイチとカイ（ギリシャ文字）と読みます。

肉眼で見ても気になる存在ですけれど、双眼鏡や低倍率の望遠鏡で見るとさらにきれいです。

王子さまが振り上げた剣先の煌きのようです。

でも、ペルセウス座流星群の思い出といえば、虫除けをものともしない蚋（ブユ）に噛まれ、

脚が血だらけ痣だらけになったことでしょうか。

痒みと痛みと発熱で、ずっと氷で冷やしていたのを思い出します。

こんばんは　千夜人です。

一日中雨降りで空はどんより。気分もどんより。

昨日は立冬でした。

お月見は秋ですけれど、もちろん月はいつでも楽しめますし、満月ばかりが月じゃない。

前回は三日月モノだったので、今回は半月モノを。

あわしま堂さんの「ふんわり半月どら焼　栗粒入り」です。

半分折りにした生地で粒あんを挟んだ、半月型のどら焼きです。

昨年１０月にご紹介した小倉粒あんに、季節限定で栗粒が加わったようです。

和菓子屋さんの店先のようなシールには、ころころとした栗のイラストが入っています。

おや？　もっちりがふんわりに、４個入りだったのが３個入りになっています。

食感の違いは残念ながら、同時に食べないと自分には判らないです。

１個少なくなったのは、世の中の流れというか、家族が少なくなったとか？　様々な理由がありそうです。

しっとりとしたみずみずしいあんこは、あいかわらずおいしいです。

刻んだ甘露煮の栗が、秋らしい味わいです。歯ざわりに変化が出るのもいいですね。

前回に比べてピントが合っていません（しかも栗粒が見えていない）。全然成長してないなぁ。

千夜人個人の評価：☆☆

（１個少なくなったのは寂しいけれど、ふんわりとした生地やしっとりとしたあんこは家族団らんにぴったり。

栗好きとしては、栗粒がもっとごろごろ入っていたら嬉しかったかも）

こんばんは　千夜人です。

しばらく雨の日が続きそうです。ということで、おひさま待ちです。

平地でも、陽射しに紅葉が映えて目にも鮮やかな季節になりました。

青空が広がると気持ちのいい気候です。

でも、太陽もずいぶん低くなってきて、雲に覆われると光も弱く、暗い感じになってきました。

今日は、二十四節気では立冬、七十二候では山花始開（さざんか　はじめてひらく）にあたります。

冬の気配が感じられるころとされています。

紅葉真っ盛りですが、陽の光や雲の色、風の中にもなんとなく冬を感じるようになってきました。

また、サザンカの花が咲き始めるころともされています。

童謡にも歌われているサザンカ。冷たい北風の中で咲いているイメージがあります。

まだどうにか過ごしやすい範囲にありますけれど。

こんな時期がなるべく長く続いて欲しいなぁと思う、今日この頃。

こんばんは　千夜人です。

今日は、報恩講でお寺さんへ行ってきました。全身お線香の香り・・・（自分は嫌じゃないです）。

今日は仏さまのお話を聴いてきたのですけれど。

ネタは全然違います。

秋の夜空に輝くペルセウス座は、ギリシャ神話に登場する王子さまがモデルの星座です。

ペルセウスは、見たものはあまりの恐ろしさに石になってしまうという怪物メデューサを退治します。

ペルセウスは、メデューサの首を神さまからもらった皮袋に入れ、以後、武器として使うことがありました。

星座になったペルセウスも、この化け物の首を持った姿で描かれています。

β星アルゴルは、悪魔の頭という意味があります。

アルゴルはその名に相応しく、２．８日の周期で２等星から３等星に明るさが変わる不思議な星です。

実は、明るい星の周りを暗い星が回っていて、明るさが変わって見えているのだそうです。

星座をつくった人たちも、明るさが変わる星に気がついて、メデューサの首に当てはめたのでしょうか。

逆に、不思議な星があるから怪物退治の神話を思いついたのでしょうか。

どちらにせよ、うまくできているなぁ・・・。

星になったメデューサの首と目が合っても、石にはなりませんのでご安心を。

そういえば。

今日は秋の節分です。あああ、またこんな季節に。

こんばんは　千夜人です。

嫡子ともなると厄年は男性で見るべきなんでしょうかねぇ？

今日あたり、おうし座流星群南群のピークが予想されています。

おうし座流星群は、数は少ないのですけれど、明るめの流れ星がひるひるーと飛ぶので、

お願い事がしやすいと自分は思っています。

流れ星といえば、お誕生日の星座でもなければ、教科書にも出てこないようなペルセウス座を有名にしているのが、

ペルセウス座流星群ではないでしょうか。

ペルセウス座流星群は、１月のしぶんぎ座流星群、１２月のふたご座流星群とともに、

毎年安定した活動が見られる三大流星群のひとつに数えられています。

ちょうど夏休み、お盆休みのころに極大を迎えるので、

夏休みの宿題にしたり気軽に見られることが人気の理由かもしれません。

ただ、今年のようにお天気が悪いとダメなんですけどね。せっかくの新月だったのに・・・。

来年２０１６年は半月の頃ですが、真夜中に月が沈むのでなかなか条件はいいのではないでしょうか。

こんどはいいお天気だといいですね。

その前に、寒いけどふたご座流星群だー。

こんばんは　千夜人です。

父上と母上がグリーンセンターをお散歩してきました。「５０００歩あるいたよー」って。ははは、自分、そりゃ壊れるわ。

夏の間、南の空を流れ下っていた天の川。

秋はその上流、北の空に続いています。

ちょうどカシオペア座やペルセウス座の辺りを通っているので、澄んだ夜空に意外とたくさんの星が散らばって見えます。

カシオペア座のＭ（もしくはＷ）の字の星並びが目立つものの、目を凝らせばペルセウス座も結構見つけやすいです。

観望会やプラネの解説などでは、漢字の人という字で紹介されることが多いです。

ただ、星が多い領域なので、空が暗いと逆につなぎにくくなってしまいます。

人という字は人と人が支えあって・・・というお話がありますけれど、まさに集まりすぎてまとまらないといった感じです。

福井の人なら白川文字学で、「支えあっているんじゃないよ、１人だよ」とツッコむところでしょうか。

ペルセウス座は、ギリシャ神話に登場する王子さまをモデルにした星座で、

星座絵では剣を振り上げて脚を広げた姿で描かれることが多いようです。

岩につながれた王女さまを助けるために、白い羽の生えた馬ペガサスから飛び降りたその瞬間を捉えたような。

はああ～、だけど古星図ではヒゲ面のオッサンなんですよね・・・。残念。

こんばんは　千夜人です。

健康診断の結果が届きました。ほぼ例年通りですが、ＢＭＩが・・・ぁ。やば。

しばらく「うさぎまんじゅう」ばかり食べていたので、違うものを探してみました。

月モノも、うさぎばかりではぁ、ないんですよ。

東ハトさんのパイクロの新しいお味を見つけました。「焦がしバターのパイクロ」です。

パッケージが違うので気がつきませんでした。今までとは違う、コンパクトなスタンドタイプです。

ベルベットのイメージでしょうか、少し変化のある濃紺の色味がとてもシックです。

ベルベットの空に、細く？　輝く三日月。お味のイメージのバターも描かれています。

パイクロは、パイのような食感を楽しめる、クロワッサンの形のスナック菓子です。

クロワッサンは、三日月を意味するフランス語が由来と言われています。

袋タイプのものと比べて、やや小さめのサイズです。でも、芳醇なバターの風味が漂います。

発酵バターを溶かし込んだ蜜をコーティングして焼き、さらにバターを練り込んだホワイトチョコで二度焼きしているそうです。

フランス産発酵バターを原料中３３％も使用し、コクのある焦がしバターの風味が味わえるのだそうです。

パイクロシリーズは甘ったるいお子さまな感じの味が多かったのですけれど、

こちらは深～い大人の味がします。

コーヒーや紅茶をお供に、まったりーとした夜のひとときを過ごせそうです。もちろん昼のおやつにも。

千夜人個人の評価：☆☆

（香ばしく濃厚なバターの風味が、ちょっとリッチな気分にさせてくれます。

深めのコーヒーと、ゆったりとした時間のおやつやおつまみ？　にいかがでしょうか）

こんばんは　千夜人です。

生姜がたくさんとれました。これじゃあ、しょうがないなんて言えない・・・。

今日は文化の日です。

脚も痛いので、おとなしく本など読んで過ごしていました。

晴れ間もあったので、本を片手に日向を求めて窓際をうろうろしていました・・・ネコか。

今日は七十二候の楓蔦黄（かえでつた　きばむ）です。

朝晩の冷え込みが厳しくなり、モミジやツタの葉の色が変わるころとされています。

遠くに見える白山は、白く雪をかぶっています。山の紅葉も、もうそろそろ終わりですね。

少しずつ下りてきて、今はどの辺りが見頃でしょうか。朝倉氏遺跡くらいかなぁ。

朝露や朝霧の紅葉、青空を背景の紅葉、夕陽に照らされる紅葉、月明かりやライトアップされた紅葉・・・。

常緑樹やまだ緑の葉っぱ、黄色や赤に色づいた葉っぱ。

そのときどきで、いろいろと目を楽しませてくれます。

暦も秋終盤です。今年は紅葉も１０日ほど早く進んでいるように感じます。

冬が来るのも早いのでしょうか。それはやだなぁ・・・。

こんばんは　千夜人です。

痛みが続くようだったら診てもらったほうがいいよ、って言われました。ふぁーい。

秋の夜空は星の絵物語。

ケフェウス座、カシオペア座に続くペルセウス座は、王女アンドロメダを化け物から救った王子さまの星座です。

アルゴス国の王アクリシオスは、孫に殺されるというお告げを受けます。

怖くなった王さまは、娘ダナエに子どもができぬよう塔に閉じ込めてしまいます。

ところが大神ゼウスが雨となって侵入（またか！）、ペルセウスが生まれます。

怖くなった王さまは、ダナエとペルセウスを箱に閉じ込めて海へ流してしまいました。

箱はセリポス島に流れ着き、親子は漁師に拾われます。

成長したペルセウスは島の王さまに謀られ、怪物を退治することになります。

怪物は、顔を見たものはあまりの恐ろしさに石になってしまうというメデューサです。

ペルセウスは神々の助けを借り、見事メデューサの首を切り落とします。

そのとき、メデューサの血の中から羽の生えた白い馬が飛び出しました。天馬ペガサスです。

ペルセウスがペガサスに乗って島に帰る途中、海の怪物に襲われるアンドロメダをみつけ、助け出します。

ペルセウスはアンドロメダと結婚し、ふたりで島へと帰りました。

ダナエを妻にしようとしていた島の王さまから母を助け、養父を王の座に就けます。

その後、故郷を訪れたペルセウスは事故で老人を殺めてしまいます。その老人は、祖父のアクリシオスだったそうです。

秋の夜長にオススメの冒険活劇です。

ギリシャ神話では白い天馬に乗ったヒーローですが、星座絵・・・とくに歴史あるもの、を見ると、

ただのヒゲ面オヤジにしか見えません。

天馬ペガサスも別の星座になっていますしね。

字面の中に想像の翼を広げたり、最近はオリジナルでステキな星座絵もありますので、

妄想で差し替えてしまいましょう。

こんばんは　千夜人です。

今日から１１月です。最初のおひさまは薄雲の向こう側。うっすらと黒点群が見えていました。

秋深し、隣の星座は何座かな。

９月はケフェウス座、１０月はカシオペア座と、ギリシャ神話に登場する王さまと王妃さまの星座を紹介してきました。

この順番でいきますと、次は王女さま、ということになるのですけれど。

より北の空に位置するもの、という今年の目標から若干遠くなってしまうことに気がつきました。

（じゃあヘルクレス座はどうなるのさ、というもうひとりの自分が叫んでいるようですが）

というわけで、今月はペルセウス座に決めました。

ケフェウス座やカシオペア座にまつわる古代エチオピア王家の物語にも登場する、王子さまの星座です。

ネタは結構ありそうなので、サクサクいってみよー←決まったら速いよ？