北には
こんばんは 千夜人です。
今朝は早起きして左義長の飾りを見にいってきました。早朝は晴れていましたが、次第に雲が。
天の南極近くに位置するはちぶんぎ座は、航海術や測量で使われる八分儀を描いた星座です。
八分儀は分度器を4等分したような形をしていて、角度を測るのに使われました。
天の南極付近には、目印となる南極星を担う明るい星がないので、
大海原を行く船が迷わぬようにと願いを込めて、八分儀の星座をつくったのかもしれませんね。
八分儀のような観測機器には、大きさの違う六分儀や四分儀があります。
このうち、四分儀をモデルとしたしぶんぎ座がかつては北の空、現在のりゅう座とうしかい座の間付近にありました。
しぶんぎ座も、18世紀に考え出された新しい星座のひとつです。
天の北極には、すでに歴史のあるこぐま座がありましたので、さすがに押しのけることはできなかったのでしょう。
置かれた場所も場所ですし、星座を88個に整理した際に廃止となってしまいました。
無理矢理っぽいし仕方がないのだけれど、ちょっとかわいそうかな?
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