こんばんは 千夜人です。
いよいよ福井駅西口再開発ビルがオープンしました。シアターの出来が気になります。
先日、今年一番小さい満月を話題にしたから・・・というわけではありませんけれど。
月を表現したおせんべいを買ってきました。
京都宇治式部郷さんの「月まどか 海苔とだし醤油」です。
宇治式部郷さんは、源氏物語にゆかりのある宇治に本店があることから、
源氏物語の世界や主人公たちを題材にしたお菓子を作られています。
月まどかは、源氏物語に描かれた情緒あふれる月をイメージした、まあるい形のおせんべいです。
包み紙には、大きくまあるいお月さま。色とりどりの花模様は、百花繚乱の登場人物たちを表しているかのようです。
おぼろげに描かれているのは、宇治橋でしょうか。
個包装にも、大きくまあるいお月さまと花模様たち。滲んだ輪郭が、華やかでもあり、儚げでもあります。
中身は、満月のような真ん丸なおせんべいです。
切り海苔が月の模様を描いています。ほのかに磯の香りがする・・・かな?
緻密なキメの、でもサクサクとした食感で歯ざわりは軽いです。
利尻昆布だしが効いた醤油味です。ちょっと甘めですが、深い味わいです。
数ある登場人物たちの誰をイメージしているのか、どの帖を表現しているのか、
思い浮かべながらいただくのも風情があっていいですねぇ。
あ、その前にあの大作を読まないとだめなのか・・・。
ダイジェスト版でもよろしいですか?
千夜人個人の評価:☆☆☆
(深みのある昆布だしの風味が効いていて、とてもおいしくいただきました。
生地はみっちりと目が詰まっていて、食感はサクサクで、上品なおせんべいでした)
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