映画 星の人
こんばんは 千夜人です。
朝の土砂降りから一転、よく晴れました。台風からの南風で気温も上がりました。
ようやく秋らしくなったかと思えば、またひと月くらい逆戻りです。
どうにかなりませんかね、この天候。
・・・否、どうにかしているのは人間の方だったりして。
タイトルが気になったので観にいってきました。「劇場版 planetarian─星の人─」。
ポスターを見てマニアさん向けなのではと思いましたけれど、自分みたいな一般人でも大丈夫でした。
むしろ、日本人が好きそうな設定やストーリーではないでしょうか。
プラネタリアンとは、プラネタリウム解説者を指します。
戦争の影響で雪に覆われた世界を、星の美しさを伝えて旅をする老人「星の人」がいました。
無理がたたって行き倒れた星の人を、3人の少年少女が助けます。
星の人は携えていた移動式プラネタリウムを使って、彼らに星のことを教えます。
星の人が伝えたかったこととは、星の人となるきっかけとなった出来事とは・・・。
原作が出たのが2004年とのこと。すみません、存じ上げず。
配信版の「ちいさなほしのゆめ」もあるそうですが、知らない自分にも充分わかるお話でした。
というか、なんかもういたたまれないというか。
映画に登場するのはカールツアイス社製のUPP23/3をモデルにしたプラネタリウム本機ですが、
いまやメンテナンスだけに動かしているMS-10を思い出してしまいまして。
どこかに展示や動態保存してあげられないのか、もう一度投影をさせてやれないものかと、
かなりズレた感情移入をしてしまいました。
あ、でも、冒頭のシーンは某ユパさま? 恒星球はそんな持ち方したらあかんやろ、などとツッコミは忘れておりません。
正確で美しい星空の投影シーンも良かったです。
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