めぐりめぐって
こんばんは 千夜人です。
今日も12月としては珍しく暖かい日となりました。おかげで、押すな押すなの大渋滞でした。血が。
もうすぐユズとカボチャの日・・・と違った、冬至です。
地球の地軸が傾いているために、1年をかけて太陽の角度が変化し、それによって季節の変化も生じます。
北半球で冬至は、1年のうちで太陽の南中高度がもっとも小さくなり、昼間の長さが短く、夜の長さが長くなります。
その地軸は、傾いたコマのように首振り運動をしているため、2万6000年ほどをかけてゆっくり移動しているそうです。
地軸の延長上にある星は、地上からはほとんど動かないように見えるので、
北の延長線上にある星を北極星、南の延長線上にある星を南極星と呼んで、方角を知るための目印にしたりします。
現在は、南の延長線上の近くに明るい星がないために、南極星と呼べるような星がありません。
今から5000年ほど前、みずへび座でもっとも明るい星α星が、南極星の役割を果たしていたと考えられています。
現代と違って街明かりなどない時代ですから、3等星でも見つけることはできそうです。
逆にほかの星と区別できないかも。
もっとも、そのころ南極星という概念があったのかどうかは判りませんけどね。
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