お守りに
こんばんは 千夜人です。
どこか旅行にでも行ってきなさい、て。渋滞だし満席だし泊まるトコないし、お金ないし←結局はソコ。
風が強かったけれど青空の下、福井市立郷土歴史博物館へ行ってきました。
会期ぎりぎりになってしまいましたけれど、特別展「刀に彫る─刀身彫刻の世界─」を見てきました。
今日は、最近話題の? 学芸員さんによるギャラリートーク(展示解説)があるということで、
せっかくの機会ですのでその時間に合わせて出かけました。
武器であり美術品であり、宗教的な意味合いも持つ刀剣。よく解っていなくても、見れば凄みや美しさが伝わってきます。
一通りぐるっと見回ったころに、ちょうど解説が始まりました。
命を預ける道具に彫刻をほどこすことの意味や、彫られた意匠に込められたもの。
細い刀身に、技術だけではないいろいろなものがぎゅっと詰まっています。
展示品の中に、北斗七星を彫った一振りがありました。
北斗七星は、天の中心にある北極星を守る星です。敵を破り、身を守る力を刀に込めたのでしょう。
それにしても、こんな細いところに良う彫ったもんだ・・・。
ずっと立ちっぱなしで1時間。学芸員さんもお客さまも「がん」ばりました。
これから見にいかれる方は、今が旬のタケノコや、ぎょろ目のドラゴンを探してみてはいかがでしょうか←そういう彫刻があります。
もちろん、北斗七星も見つけてね。
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