青柳 竜馬がゆく
こんばんは 千夜人です。
障スポまで残すところあと365日です。
愛媛・・・ではなくて高知のお土産をいただきました。
菓子処青柳さんの「土佐銘菓 竜馬がゆく」です。
名前だけ見ますと、時代小説や大河ドラマっぽくとも、星や月っぽくなさそうなのですけれど・・・。
パッケージをよくよく見ますと、「脱藩の道を駆けぬけた竜馬さんを、おなじ月が見ていたかもしれません。」
つまり、月をイメージしたお菓子だったのですね。
竜馬さん=坂本竜馬が土佐藩を脱藩したのは、文久二年三月二十四日。
いまの暦に読み替えますと、1862年の4月22日になるそうです(暦の読み方で違う日付になる場合もあります)。
シミュレータで再現してみますと、この日の月は下弦を少し過ぎた頃で、夜中の2時ごろにやっと昇ってきます。
竜馬さんは、誰にも見つからぬよう、月明かりのない暗闇をこっそり抜け出したのでしょうか。
月明かりが射しこんできた頃にはもう、ずいぶんと遠くへと逃げていってしまっていたのかも。
そんなことを考えると、歴史浪漫を少し感じられるような・・・。
パッケージには、密やかに走り抜ける竜馬さんの影と、満月のような大きな金色の丸が描かれていますが、
この日見えていた月はこっちではなくて左上の赤く欠けたもの、ということになりますね。
さて、中身はといいますと、しっとりとした生地のおまんじゅうです。
幕末の志士龍馬を偲び、和と洋をうまく取り入れ、風味豊かなミルクをふんだんに使っているそうです。
薄めで柔らかい生地の中は、洋風の香り漂う優しい甘さのミルク餡。練乳とは違う、バターのような風味です。
お茶にもコーヒーにも合いそうな、優しいお味のお菓子です。
おいしかったです。ごちそうさまでした。
(和風にも洋風にも、誰にでも好かれそうな優しい甘さのお菓子です。
緑茶にもコーヒーにも、同じミルク味のカフェオレなどでもおいしくいただけそうです)
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