開けっぴろげ
こんばんは 千夜人です。
一夜明けて。明るいところでみると、1枚は白いけれど残念、3枚は日焼け。んんん~、なんとも。
今年の夏、どっしりとした輝きで存在感を放っていた星。
9月15日には探査機カッシーニがその大気に突入し、観測に幕を下ろした惑星。
美しい輪があることで人気のある天体、土星です。
土星の輪は、地球から見ていまがちょうどもっとも開いて見える頃だそうです。
土星は輪とともに少し傾いて軌道を回っているために、地球との位置関係で輪の見え方が少しずつ異なります。
土星は太陽の周りをおよそ30年かけてひと回りしていますので、15年くらいで輪の傾きが大きくなったり小さくなったりを繰り返しています。
で、いまがもっとも傾きが大きく(約27度)、輪の面がよく見える時期なのだそうです。
ガリレオは「土星に耳がある!」と言ったそうですが、確かに耳っぽく見えるかも。
土星の輪は一枚板ではなくて、細かい粒子の集まりが板のように見えていて、いくつかの隙間があることも判っています。
隙間が見やすいのはやはり輪が開いて見える時期です。ウチの主砲でも、隙間ひとつは確実に見えます。
望遠鏡で土星を見る機会がありましたら、輪の隙間にも注目してみてくださいね。
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