茶楽かぐや 月代
こんばんは 千夜人です。
今日は11月26日。語呂合わせでいい風呂の日だそうです。いつもいいお風呂ですよ、寝てしまうくらい。
ひさしぶりに、いいお茶をいただいてきました。
茶楽かぐやさんで、玉露「月代」を。さかやき、ではなくてつきしろ、と読むようです。
月白は、月の出の頃に東の空が白んで明るく見えることだそうです。
この月代は、京田辺産の、毎年品評会にて必ず受賞される茶園の手摘み玉露だそうです。
宝瓶に細かい針のような茶葉が入っています。深い緑色で、撚りがかかっています。
ポットのお湯を湯冷ましに入れて温度を下げ、湯呑みにいったん移してから、宝瓶に注ぎます。
低めの温度でゆっくりと蒸らすと、旨味や甘味がじっくりと抽出されます。一煎目は、黄色っぽくなりました。
とろんとして、昆布だしのような・・・決して磯臭くはない、滋味深いというのはこういうことなのかなぁ?
旨くてがぶ飲みしたくなる庶民。
二煎目は少し高めの温度でさっと淹れます。水色は少し緑色に、口当たりも少しさらっとした感じに。
じわじわっとした一煎目から、ほんのり二煎目、すうっと三煎目。四煎目ともなるともう月は姿を現すでしょうか、青々とした風味になってきます。
味わいの変化も楽しみながら、ゆったりとした気分になれました。
(淹れ方にもよるでしょうけれど、一煎目はじわーっとした旨味と甘味がゆっくりと広がります。
茶房では他に、月雫と月露という玉露をいただけます。それぞれ旨味が違うのですが、自分は月露が好みかな)
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