敬老の日
こんばんは 千夜人です。
お出かけ日和ですが遠出もできず、老体を労わっておりました←充電に時間かかっているだけ。
おおぐま座にある北斗七星と、いて座の南斗六星は形が似ているからでしょうか、対の星並びと見られていたようです。
古代中国では、北斗は死をつかさどり、南斗は寿命をつかさどると考えられていたようです。
むかしむかし、畑仕事をしていた子どもが、通りかかった学者に二十歳までは生きられないと言われます。
驚いた子どもの親は、なんとか子どもの命が延びる方法を教えて欲しいと学者に頼み込みます。
学者は、上等の酒とつまみをもって桑の木の下へ行き、そこで碁を打っている人に何も言わずに勧めなさいと伝えました。
親子が桑の木のところへ行ってみますと、ふたりの仙人が碁を打っていましたので、無言で酒とつまみを勧めました。
一局終わると、北に座っていた仙人が怒り出しました。
南に座っていた仙人はそれをなだめると、寿命帳を取り出して子どもの名前のところに十九歳と書いてあったのを、
九十歳に書き換えてくれました。
親子は喜んで帰って学者に報告しますと、北の仙人が北斗で南の仙人は南斗だと教えてくれ、お礼も受け取らず去っていったそうです。
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