いてぇよ
こんばんは 千夜人です。
おひさまを撮るのに、うっかり腕を出したままでした。黒点が賑やかですが、密はいけません。
1等星アンタレスを擁するさそり座に比べますと、明るく目立つ星のないいて座は形が分かりづらいかもしれません。
いて座のモデルとなっているのは、ギリシャ神話に登場する上半身は人間、下半身が馬の姿をした
ケンタウロス族のひとりケイローンといわれています。
暴れん坊が多いケンタウロスの中で、ケイローンは心優しく、医術や学問、武術に長けていたそうです。
英雄ヘラクレスやアキレウス、名医アスクレピオスなどを教育した先生でもありました。
英雄ヘラクレスが、エリュマントスの大イノシシを退治したお祝いをしていたときのことです。
酔っ払ったケンタウロスが暴れだしたため、ヘラクレスは弓矢で応戦しました。
そのときの流れ矢が、誤ってケイローンの足に当たってしまいました。
矢には毒蛇ヒドラの血が塗ってあったため、毒が回ってケイローンは亡くなってしまいます。
賢者の死を悼んだ大神ゼウスは、ケイローンを星座にしたのだそうです。
ケイローンは不死身だったために死にきれず、不死身の力を他の人に譲ったともいわれています。
そうとう痛かったんだろうなぁ・・・いて座だけに。
ケンタウロス族の星座のいて座のケイローンとケンタウルス座のポロス。2人は他のケンタウロスとは違い神の血を引いてるという話ですが、それがなんで半人半馬の姿になってしまったのか、遺伝的になんとも納得がいきませ〜ん!😆
投稿: ☆☆shino | 2021年9月 7日 (火) 12:30
☆☆shinoさん こんばんは。
暴れん坊のケンタウロス族とは違って、ケイローンとポロスはいい人として語られることが多いのですが、そっか、生まれが違っていたのですね。
ケイローンの父親はクロノスで、奥さんの目を盗んで馬に化けて女の人のところへ出かけていたらしいです。
クロノスは大神ゼウスの父親でもありますので、親子揃って何やってんだか・・・。
投稿: 千夜人 | 2021年9月 9日 (木) 21:02