Astrantia★アストランティア

こんばんは　千夜人です。、

寒がりなので、たまに涼しくなるとあったか～いお飲み物が欲しくなります。季節の変わり目の温度変化にご注意を。

地球から見て天の川の中心方向にあるいて座には、メシエ天体が数多く含まれています。

天の川銀河に属する天体がひしめきあっていますので、銀河系の外にある銀河は見えません。

いて座のティーポットからたちのぼるもやもやとした湯気の中に、散光星雲のＭ８があります。

散光星雲は、水素やヘリウムなどの宇宙に漂うガスが星に照らされて雲のように光って見える天体です。

光を透さない塵などが黒い影に見える暗黒星雲がありますと、模様のように浮かびあがります。

Ｍ８は、水が引いた干潟のように見えることから、干潟星雲とも呼ばれています。

天の川がわかる空が暗いところでは、肉眼でも淡いまとまりが確認できますけれど、

光を溜め込んだ素晴らしい写真とは程遠いので、あまり期待しすぎないほうが見えたときの嬉しさは大きいです。

双眼鏡ですと、星粒が重なったもわーっとした楕円形の雲くらいでしょうか。色までは判らないかも。