しましま 地磁気
こんばんは 千夜人です。
明日日曜日、雨が降りそうなので前撮りしたのですけれど・・・。すでに雲が広がり始めていて、なんとなく見える程度。
関西文化の日を機会に、福井県年縞博物館へ行ってきました。
特別展「ナウマンゾウとネアンデルタール人が見た夜空 地磁気極移動編」を観てきました。
地球が大きな磁石のようなもの、ということは理科の授業で習いました。方位磁石のN極が北を指す、というあれです。
でも地球の磁石の極は動いていて、しかも時には逆転していることもあって、
方位磁石が利かない、それどころか地球環境にも影響を及ぼしていたかもしれないことについて紹介されていました。
岩石に地磁気の方向が刷り込まれているのは聞いたことがありましたけれど、薄っぺらな年縞にも記録されているのですね。
磁極が動けばオーロラベルトも動きますし、磁場そのものが弱まれば降り注ぐ宇宙放射線が増えることになります。
磁気嵐による低緯度オーロラが話題となりましたけれど、日本辺りでフツーにオーロラが見られた時代もあったのかも。
今からおよそ4万2000年前には、北の地磁気極が南半球にまで移動する地磁気逆転が起こっていたそうです。
それにより地磁気が弱くなり、多くの紫外線が地球に降り注いだことが、
ネアンデルタール人の絶滅の1つの原因だとする仮説まで出てきたそうです。
ネアンデルタール人って、自分には色素が薄い人類だったイメージがあるので←あくまでも個人的な想像です、
もしかしたら紫外線浴びすぎてガンが増えたりしたのかなぁ、などと考えてしまいました←あくまでも個人的な感想です。
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