反対側には
こんばんは 千夜人です。
手足が冷たいのは血管の老化が原因だと情報番組でいっていました。自分は生まれつき老化・・・。
ある意味、当たり前のことなのですけれど。
ん? やっぱりちょっと違うかな。
ギリシャ神話に登場する巨大な船がモデルとなったアルゴ座は、
18世紀頃、大きすぎるという理由で4つの星座に分割されてしまいました。
それぞれに船の部分をあらわす名前がつけられたのですけれど、どういう基準で分けられたのでしょうか。
きっちり4等分、というわけでもなさそうですし。
その部分にまつわる神話があるかというと、そうでもなさそうですし。
とも座は、船の後方、船尾部分を形づくっています。
案の定、船尾にまつわるエピソードはないのですけれど、反対側の船首部分にはお話があるのです。
黒海の入口にあるシンプレガーデスの大岩は、通り抜けようとする船を挟んで砕いてしまう人喰い岩でした。
旅の途中で出会った預言者から、この難所の通り抜け方を教えられていた一行は、
まず、1羽のハトを岩に向かって放ちました。
ハトが岩の間を通り抜けようとしたとき、岩がハトを挟もうと動きました。
岩が閉じる直前、ギリギリのところでハトは通り抜けました。
岩が開きはじめたとき、アルゴ号は全速力で岩の間に突っ込みました(しかもなぜかバックで)。
岩は慌ててまた閉じようとしましたが、その間にアルゴ号は通過します。
しかし、通り抜ける瞬間、舳先は岩に挟まれ、とられてしまいました。
それで、アルゴ座には船首部分が描かれていないのだそうです。
いや、だから、なぜ←いろいろと。
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