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2010年2月 5日 (金)

戦乱の星と魂魄の星

こんばんは 千夜人です。
今朝の道路は凍結していてつるつるでした。春とは名のみ。まだまだ気をつけないと。

かに座cancerの甲羅部分にある淡い星の集まり、散開星団M44プレセペ星団
中国の星座では鬼宿(きしゅく・日本語読み「たまおの星」)と呼び、
亡くなった人の魂が集まる場所とされています。
別の呼び方である積尸気(せきしき)という言葉のほうが多く使われているかもしれません。
ここ2・3日、このプレセペ星団の近くを火星が通り過ぎます。
火星は、私たちが住む地球の兄弟星である惑星のひとつで、赤く輝く星です。
その色から炎や血を連想するためか、ギリシャ神話のアレスやローマ神話のマルスなど、
戦いをつかさどる神々を当てはめられました。
平和ボケしたこの国の片隅でのんびり暮らしている自分が思うのも恥ずかしいことかもしれません。
戦争や紛争といった争いごとがゼロになるのは不可能かもしれないけれど、
そういったことが少なくなって、それが原因で亡くなる人がいなくなればいいなと思いますthink
火星は赤くてきれいで、望遠鏡で見るといろんな模様があって大好きだけれど、
戦争の神様の星として見ると、不安になるというか怖い感じがします。

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