火星のUターン
こんばんは 千夜人です。
今日は陽射しもあって、日向は気持ちよかったです。太陽は偉大です。
太陽の周りをまわっている地球から、同じように太陽の周りをまわっている他の惑星を見ると、
追い抜いたり追い越されたりするときに不思議な動きに見えます。
星座を形づくる星たちは位置を変えないのですけれど、
惑星たちはあっちへ行ったり戻ったりと場所を変えます。
昔の人たちは、惑星の動きに意味があるように考えて、星占いなどをあみだしたわけですが、
なるほど神様からのメッセージに思えなくもありません。
今日は火星が留の日です。
留まるという文字のとおり、かに座のなかをふたご座に向かっていた火星がいったん足を止め、
逆方向のしし座に向かい始めます。
火星は地球のすぐ外側をまわる惑星なので、木星や土星と比べると動きが早めです。
何日か間をあけて観察すると、西に向かっていた火星が東にUターンするのがわかるかもしれません。
Uターンといっても、何日かかけて方向が変わるように見えるのであって、
いきなり方向転換するのではありませんのであしからず。
あと、地球から見たときの動きの表現なので、火星が軌道を逆走するわけではありません。
念のため。
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