Astrantia★アストランティア

こんばんは　千夜人です。
救急車を見ると、熱中症かなと思ってしまいます。皆様、お気をつけくださいませ。

今夜始まったドラマの題名にも似ていますけれど。
この季節、宵の頃に頭の真上で輝く小さな星座、かんむり座。
ギリシャ神話によるとかんむり座は、クレタ島の王女アリアドネの冠が星座になったといわれています。
クレタ島の王宮の地下には迷宮があって、恐ろしい怪物が棲んでいたそうです。
敵国ギリシャから怪物の生贄として送り込まれた王子さまに一目惚れしたアリアドネは、
迷宮で迷わないようにと糸玉を王子さまに渡します。
これがいわゆる「アリアドネの糸」。
王子さまは糸をのばしながら迷宮を進み、見事怪物を倒すと、今度は糸をたどって迷宮から無事脱出します。
アリアドネは駆け落ち同然で、王子さまとギリシャへと向かいました。
ところがどうしたことか、途中で立ち寄った島にアリアドネは置き去りにされてしまいます。
悲しむアリアドネに酒の神さまディオニュソスが贈った冠が、かんむり座になったそうです。
自分がかんむり座のお話を始めて読んだのが小学３年生くらいだったでしょうか。
読むたびに、ひっどい話、と憤慨していました。
今では、主婦の方が好きなお昼のドラマにもなりそうだなぁ、などと呑気なものです。
それだけ大人になったのかな（←どこが？・笑）。