日本でも悲劇が
こんばんは 千夜人です。
台風6号、こちらに来るのでしょうか。窓を開けておきたいのですけれど・・・。
眠っている間に島にひとり置いてけぼりにされたアリアドネ。
かんむり座にまつわるギリシャ神話は、とてもかわいそうです。
日本でもかんむり座を「首飾り星」と呼んでいる地方があるのですが、
こちらもかわいそうなお話が伝わっているようです。
平安時代の関東。平将門が、新しい国をつくろうとしていた頃のお話です。
平将門と藤原秀郷が戦をしていました。
それまで有利に戦いを進めていた将門が負けてしまいます。
それは、将門の側室である桔梗姫が将門を裏切り、
敵である秀郷に将門の弱点、もしく隠れている場所をこっそり伝えていたからだといいます。
怒った将門は、桔梗姫を斬り捨ててしまいます。
秀郷が桔梗姫の首飾りを空に投げると、首飾り星となって輝きだしたそうです。
首飾り星という名前が先なのか、お話の方が先なのか。
それはわかりませんが、偶然なのかアリアドネも桔梗姫もかわいそうです。
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