六呂師 26年度夏番組午前
こんばんは 千夜人です。
お洗濯物が良く乾きます。毎日水撒きしています。梅雨なのに、いいお天気。
週末、大野の福井県自然保護センターへ行ってきました。
曇っていたので、お昼の天体観察はできませんでしたけれど、プラネタリウムを観てきました。
前半は季節の星座解説、後半の物語は「悲劇の英雄ヘラクレス」でした。
星座解説は、南の空で目立っている火星と土星の紹介から、
春から夏へと移り変わるころの星座の見つけ方でした。
こちらの口径80cmの望遠鏡で撮影したきれいな星雲や星団の写真を見ると、
土曜日夜の天体観望会に来たくなってしまいます。
来ればいいんですけどね、いろいろと事情がね・・・。
星座物語「悲劇の英雄ヘラクレス」は、初夏の宵、頭の真上に見えるヘルクレス座のお話です。
ギリシャの英雄ヘラクレスは、大神ゼウスが人間の王女アルクメネに生ませた子だったので、
ゼウスの妃ヘラから恐ろしい呪いをかけられてしまいます。
ヘラの呪いのせいで、ヘラクレスは、自分の家族を殺してしまったり、その罪の償いのために危険な冒険をします。
生涯呪いに付きまとわれるヘラクレスでしたが、死ぬときも自ら体を燃やすという悲惨な最期でした。
他の神々から説得され、ヘラもようやくヘラクレスの呪いを解いたのですが、
呪いは完全になくなったわけではないのか、ヘラクレスは星座になっても目立たず、逆さになっているのだそうです。
呪いは恐ろしいです・・・否、元はといえば・・・。
自然観察や天体観望会など、いろいろなイベントが企画されていますので、
興味がある方は参加してみてはいかがでしょうか。
取り急ぎ、6月29日(日)の天文講演会は、引き続き参加者を募っています。
会場は福井県立図書館、参加費無料なので、お気軽にご参加ください。
ヘラの嫉妬も元をただせば大神ゼウスの浮気が原因。
なのにヘラばかりがなぜ非難されるのか。
ヘルクレスの場合も、ゼウスがアルクメネにちょっかい出さなければ
起こり得なかった悲劇だと思います。
ヘラのやり過ぎもないとは言わないけれど…
投稿: 6809 | 2014年6月24日 (火) 22:10
ヘルクレスとヘラクレス、私みたいな素人はこんがらかってしまいます(@_@;)
投稿: カズノコ | 2014年6月25日 (水) 05:02
6809さん こんばんは。
ヘラさまの場合、ゼウスではなくて相手に容赦ないですからねぇ。
ヘラクレスがまだ赤子のころ、ヘラの復讐を恐れたアルクメネに置き去りにされたところを偶然ヘラに拾われたとか、
ヘラが眠っているときにヘルメスがこっそりベッドに入れたとかで、
ヘラがヘラクレスにおっぱいを与えることになるのです。
たぶん、それが徹底的に嫌われる理由になったのでは・・・。
投稿: 千夜人 | 2014年6月27日 (金) 18:37
カズノコさん こんばんは。
特に分ける必要もないのかもしれませんけれど。
ヘルクレスは星座の名前で、ヘラクレスは神話の登場人物の名前です。
混乱させてすみません。
投稿: 千夜人 | 2014年6月27日 (金) 18:43