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2010年2月 3日 (水)

地上の三ツ星

こんばんは 千夜人です。
節分です。子供を押しのけて豆を奪い合う大人たちは、鬼を払うどころか鬼に憑かれた形相です。

人が生活する地上から遠く離れた天上の世界。
そこは、神々の世界だったり、霊魂だけがたどりつける世界だったり、日常とはかけ離れた場所です。
現代でこそ、ロケットを打ち上げたり宇宙飛行士を送り込んだり、人間が進出していますけれど、
昔の人にとっては手の届かない、別の世界だったことでしょう。
(今でも容易にいけるトコではないことを考えれば、たいして変わらないかもしれませんが)
エジプトの神話でも、天上は死者の世界として考えられているようです。
ナイル川は冬の天の川。ギザの三大ピラミッドはオリオン座の三ツ星。
そんな話を聞くと、あぁほんとにそっくり! と思ってしまいます。
エジプトのピラミッドのそばでオリオン座を見上げたら、どんな風に見えるのでしょうか。
異界の扉が開くというか、死生観に触れるというか、もしかしたら世界が変わってしまうのかも。
怖いけれど、見てみたい風景のひとつです。

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