アヌビスの星
こんばんは 千夜人です。
寒さぶり返すと身にしみますね。電気毛布の温度、上げなくては。
オリオン座のあとから、付き従うようにして昇ってくるおおいぬ座。
その口元(牙?)に輝くシリウスは、
英語ではドッグスター、中国語では天狼と呼ばれるそうです。
シリウスの周りの星をつなぐと犬っぽく見えるからでしょうか、同じような表現をしています。
犬といえば、エジプトの神話にも犬の頭の姿をした神様が登場します。
死者の守り神アヌビス神です。
エジプトでは、シリウスをアヌビス神の星として見られることもあり、重要な星のひとつとされています。
シリウスが日の出直前に昇るのを新年としたり、ナイルの氾濫の季節を知る目印にしていたのだとか。
全天で1番明るい星ですから、昔から世界中で注目されていたのも頷けます。
妹と甥っ子がエジプト好きなので(しかもアヌビス神大好き)、今度教えてやろうと思います。
そうすれば、星を見てくれる機会が増えるかなぁ、なんて。
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