コーン違い
こんばんは 千夜人です。
雪がちらちら、明日はホワイトバレンタインデー。あ、こんな言い方しないですね。
バレンタインデー前夜に三角の話をするのは少々気がひけるのですけれど。
冬の夜空に輝く冬の大三角。
オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。
3つの1等星を頂点とした三角形の中に、いっかくじゅう座が潜んでいます。
ちょうどこのあたりは冬の天の川が流れているので、さまざまな天体が散りばめられています。
ベテルギウスとプロキオンを結んだ線の中間辺り、ここには「コーン星雲」という名前の天体があります。
とても淡いので望遠鏡で覗いてもほとんど見えず、寒いのが苦手なので自分はまだ見たことがありません。
でも、写真なら見たことがあります。
淡いガス星雲をバックに、黒い暗黒物質がにょっきり突き出した写真です。
けっこう有名な天体なので、どこかで見たという方も多いかもしれません。
この「コーン星雲」、「とうもろこし星雲」と訳されていることが多いようです。
自分も、子供の頃に買ってもらった本はとうもろこしになっていました。
でも、調べてみたら道路に並べて使うカラーコーンのコーン、つまり円錐形を意味するコーンだったのでした。
もうほんとに、えええええ~です。
専門用語を訳するのって難しいですね。
コメント