あまりにも長すぎて
こんばんは 千夜人です。
報道特番を見ています。17年前、自分はまだ学生でした。年、とったなぁ・・・。
夜空を彩る星座は、現在88あります。
神話の登場人物や動物を描いたものや、新しい時代の道具を描いたものなど、
形も大きさもいろいろです。
それらの中で、もっとも大きい星座はうみへび座です。
ギリシャ神話に登場する化け物の蛇がモデルとなっています。
化け物の星座にふさわしく、星座となっても巨大な姿で描かれています。
明るく目立つ星がないので、南の空に横たわる巨大な体をたどるのは困難ですが、
頭はかに座の足元から、尻尾はてんびん座の辺りまで繋がっています。
あまりにも長いので、地平線に頭が出てから尻尾が出てくるまで、7時間もかかるといわれています。
さすがに全部出てくるまで見ていたことはまだありませんが、長いです。本当に長いです。
来年は巳年なので年賀状用の写真にうみへび座を、とお考えの方もおられるかもしれませんが、
100度にも及ぶ長さなので、相当広角でないと入りきりません。
5月頃でしたら、宵の頃、南の空の低いところにうねうねと続く蛇の姿を一度に見ることができました。
今は夏至に近く、まだ空に明るさが残っているのでちょっと見つけにくいかもしれません。
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