白鳥の首は曲がってる?
こんばんは 千夜人です。
いま欲しいもの。配達先に屋根つきの搬入口。この季節、雨にぬれると冷えます。
クリスマスの頃、北西の空に凛と立つ北十字の姿。
イルミネーションがなくても充分ロマンチックです。
夏の頃は「夏の大三角」の一角を担い、天空高く悠々と羽を広げるはくちょうの姿そのもの。
星の並びは同じなのに、見える角度が違うと別のものを思い浮かべるのが不思議です。
このはくちょう、首はまっすぐでしょうか、曲がっているでしょうか。
尻尾の1等星デネブから胸の星サドル、くちばしのアルビレオとたどっていくのですが、
サドルとアルビレオの間に星が見えるのと見えないのでは、首の見え方が違います。
じつは、サドルとアルビレオの間に、3等星から14等星まで明るさを変える星があるのです。
3等星といえば、ネオン輝く街中でない限りは肉眼でも見える明るさです。
でも、14等星ともなると、望遠鏡がないと見えません。
天文カレンダーを見ると、今日あたり首の星が一番明るくなる時期なのだそうです。
この冬は、はくちょうの首(もしくは十字架の柱)が少しカーブして見えそうです。
星座の形は変わらないと思われているかもしれませんが、
明るさを変える星によって違った印象に見えることもあるんですよ。
さて、クリスマスの夜空の十字架、あなたは誰と見上げるのでしょうか。
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